
雨水かな老農の採る塵芥 たけし
農作業の始動も近い
用水路の水嵩は低いが堰に溜まった塵芥を
老農夫が綺麗にしている
雨水に相応しい光景だ
(たけし)
春(初春)・時候
【雨水】 うすい
二十四節気の一。陰暦で正月の中頃。陽暦で2月18、19日ごろ。「雨水がゆるみ、草木の芽が萌え出るころ」の意。
例句 作者
水をもて土を癒しぬけふ雨水 辻 美奈子
扁桃腺赤々として雨水かな 仲原山帰来
亡命は雨水の頃に夜の闇に 小野元夫
雨水とは辞書を頻りに繰る一日 澁谷 道
水をもて土を癒しぬけふ雨水 辻 美奈子
扁桃腺赤々として雨水かな 仲原山帰来
亡命は雨水の頃に夜の闇に 小野元夫
雨水とは辞書を頻りに繰る一日 澁谷 道