横浜市における災害時のペット対策&動物愛護センター開所式

2011年05月22日 | Weblog

     ◎横浜市内には、約16万頭の犬が登録をされ、猫については同数程度の飼育が推計されています。
                          

     本日、横浜市動物愛護センターの開所式が行われ参加しました。

     このセンターでは、「人と動物の調和のとれた共生」の実現に向けて・・・
     ・動物愛護の思想の普及啓発 ・適正飼育の普及啓発 ・譲渡事業の充実 ・市民ボランティア等との協働
     ・飼い主不明の犬や猫の対策 ・研修、体験学習等の交流 ・収容動物の保護管理業務等事業が推進されます。

 
     市民の生活様式が変化する中で、犬や猫などの動物を家族として共に暮らす家庭が多く見受けられ

     反面、動物を苦手、アレルギーなどの理由で動物と一緒にいられない方もいます。

     大規模な災害が起きた場合、全国組織として緊急災害時動物救援本部が立ちあがり、横浜市においては・・・

     社団法人横浜市獣医師会や動物愛護団体で構成される横浜市動物救援本部が設置をされます。

     震災発生後には、ペットを連れて地域防災拠点へ避難することも想定がされる中で・・・実状に応じたペット対策が必要ともなり、

     ペット対策をどのように講じるかは、危機管理上大きな問題になります。

     
     
                          


     今回、大規模な災害発生時の行政の取り組みとして「地域防災拠点におけるペットとの同行避難対応ガイドライン」

     「動物救援センター」「動物救援病院」からなる「災害時のペット対策」が取りまとめられています。
    
     ペットが終生飼育され、盲導犬や聴導犬、介助犬等の普及、地域猫対策など・・・更なる多様な施策の発展が望まれます。

     <写真は、3年前 我家で保護を引き受けた、シロ&トラの兄弟猫です。>