快気分析

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仕組みとアプローチ -  地球は温暖化しているのか?寒冷化しているのか?

2018-02-23 21:45:16 | 地震 津波
 海水温度上昇に関連する事についてはこれまでに何度か記事にして来ましたが、では大気の温度はどうなのか?と言うと、以前に主流だった温暖化しているとする説、そして最近は反対に寒冷化しているとする説に意見が割れて来ているようです。
 個人的には今世紀に入ってからの巨大地震連発の後に、火山活動が活発となりその直接間接の影響で海水温度は上昇する、と言う事はこれまでの記事で書いて来た通りです。
 では大気の温度はどうなのか?と言うと、例えば2016年9月19日と10月1日の当ブログ記事で書きました通りです。
 1582年から1600年までのペルー沖での大地震の連発とその後のワイナプチナ大噴火、そしてその後の地球規模の寒冷化と一部エリアの飢饉に結びついたというプロセスが現在の状況とどれだけ似ているのか?と言うのは比較できる火山灰量の正確な数値を把握できないので断言とまでは言えないのですが、個人にはどうも今世紀に入ってからの大噴火の連発でかなりの火山灰が地球を覆っている影響も少なくないのではないか?と言う見方をしています。
 最近の噴火で噴煙が1万メートルを超えたものも結構多いようです。
 なので「少なくとも今世紀に入ってからの噴出した火山灰の総量とその年間推移が果たしてどれだけなのか?」と言うのを当然知りたいのですが、その試算値を載せている資料やサイトは見つけられていません。
 最近の気温低下傾向を太陽活動によるものとするとするニュースは目立ちますが、要因の一つとしてならばある程度はそれも言えるのかも知れませんが、最近の噴火の多発による火山灰については何故触れられていないのでしょうか?
 これだけ大噴火が続発すればやはり飛散した火山灰により一定期間は有る程度の気温低下傾向となるのではないでしょうか。
 全体としてですが、火山活動で海水温度は上昇、太陽活動や火山灰の影響で大気温度は低下、の言わば交錯状態であって。いつ太陽活動が変化するのか?火山活動で新たな熱供給や火山灰の新たな噴出が有るのか? それはわからない不安定な状況、と言うのが今の地球なのではないかと考えています。