快気分析

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仕組みとアプローチ -  織田信長が討たれた後には明智光秀も必ず討たれる運命にあった、とする考え方

2018-11-13 18:00:26 | 明智光秀
 今月11日の記事は「明智光秀が山崎の戦いで負けていなければどうなっていたのか」と言うサブタイトルで書きましたが、実際に信長が討たれた後に光秀が抹殺されない事は無かったはず、と言うのが個人的な見方です。
 信長を抹殺した黒幕ネットワークは、兵力や指揮官クラスが殆んど無傷だった織田勢の残存勢力による報復が当然怖かったはずであり、襲撃した主犯を明智光秀だった事にすり替えて謀反のレッテルをなすりつけ、信長を討った返す刀で光秀も抹殺してしまえば最も安全で簡単だったはずなのです。
 計画的に信長を抹殺するグループなら必ずそうした事を考えたと思われます。そしてアリバイ工作にも抜かりがなく襲撃の黒幕とはわからないようにする。
 こう考えるもう一つの理由は、石見銀山とそこから産出される銀の密貿易利権支配を目論んだ信長の計画を明智光秀が忠実に実行しようとしたからだった、と思うからです。
 明智光秀は信長の方針に忠実だったからこそアリバイ工作などをしなかった、そこを狙われて裏切り者のレッテルを貼られた。そんな見方をしています。
 無論、光秀に与えられる予定だった出雲、石見と言う報酬も光秀には美味しい話だったとは思いますが。
 では石見銀山を信長らに支配されて困るのはどのグループか?
 それはイエズス会、リストラされる可能性のあった公家衆、そして毛利氏あたりかと考えているのは以前の記事で書いた通りです。
 この3者と当時内通する絶好のポジションにいたのが秀吉だったのではないでしょうか。