夏であっても大停電の時にはお湯を沸かしたり加熱調理はしたい事は多く、更に秋、冬、春は暖房も必要な日が有ります。
それで石油ストーブや石油コンロや発電機などが便利で有効なのですが、しかしこれらは常日頃使っていないと灯油やガソリンが次第に劣化してしまうし、では停電になってから購入すれば良いか?となると時既に遅しで給油所では売り切れている事が多いものです。
それで主に停電時や災害時の時だけの為に備蓄する燃料が有れば、となりますが、実は使う時はやや面倒ではあっても保存期間がほぼ数十年以上と言う燃料は有ります。
それは木炭です。
これに気が付いたのは数年前、自宅の物置を整理していた時、少なくとも20年以上前、もしかしたら30年位前に買った木炭が出て来て中を見たらまだまだ使えるものだったからでした。
実際には木炭は湿気を含んでいると燃焼時に弾けたりするようので、そのような場合には乾燥してからの使用が必要となりますが、常日頃から乾燥保存も可能かと思われます。
木炭を燃料にしてお湯を沸かしたり調理に使うにはどんな器具が必用なのかと言えば、薪ストーブ、かまど、七輪が該当します。
そして更にバーベキューコンロにも鍋やヤカンを上に載せてお湯を沸かせるものも有るようなので、自宅の庭で時々バーベキューなどをして日頃から木炭を使用するスキルを身につけておくのも良いかと思われます。
尚、七輪などに限らず燃焼に頼るものは特に屋内で使用する場合に一酸化炭素、酸欠などに注意が必要で十分に換気などの対策を必用とする事や屋内で使用していると地震などの時に危険な事も多く、そのための対策もまた必要となって来る為、屋外で使う事に慣れておいた方が良いと思われます。
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