仕組みとアプローチ － 千葉県の台風15号被害 その要因の一部は伊豆諸島の暴風状況把握に有り

　台風15号被害は千葉県でかなり酷かったのですが、ではそれが何故事前把握できなかったのかを追跡して行くと有る事実が浮かび上がります。
　それは伊豆七島の特に新島、式根島、大島などでかなりの最大風速、瞬間最大風速、そしてこれらによる暴風被害が有った事が即刻政府や自治体に情報伝達されていなかったようなので、それで千葉県も状況把握が遅れた為に対応が遅れた面も大きいと思っています。
　単刀直入に言えば「伊豆七島の風速計や被害把握システムが多くのより的確で多くの地点で設置され」、リアルタイムで「風速、最大風速、瞬間最大風速や被害状況」が政府機関に光ファイバーの海底ケーブルや電波などで伝達されていれば、それを元に国が自治体にリアルタイムで災害対策指揮命令できたわけです。
　こんな程度の事がネット社会の今で何故出来ていなかったのかはともかくとして、少なくとも今後は伊豆七島のデータを上記のレベルで情報把握するシステムに構築して行くべき考えています。