快気分析

何か快適な気分になれるような記事にしたいです。

仕組みとアプローチ -  再考 羽田空港の滑走路衝突事故

2024-01-04 17:15:02 | 道路と交通
 前回記事で書ききれなかった事なのですが、少し気になっていたので今回の記事にしてみました。
 もう一度、管制と海保の固定翼機の間で交わされた交信の一部です。

管制塔から海保の固定翼機へ:
「1番目。C5上の滑走路停止位置まで地上走行してください。」
海保の固定翼機から管制塔へ:
「滑走路停止位置 C5に向かいます。1番目。ありがとう。」

 この中で「1番目」と言う部分ですが「離陸に関してだけ1番目、なので当然着陸機も含めたC滑走路使用順位は1番目とは限らない」と言うのが、航空関係者にとって常識なのでしょうか?
 「常識だからこそ、着陸機も含めた順位は2番目とは言う必要もない」と言う事なのか?
 これ、諸外国の空港管制では果たしてどうなっているのでしょうか?
 もしかして国や空港によっては場合によって異なるケースが有るのか?
 私は航空関係者ではないのでわかりません。
 また自衛隊や海上保安庁の管制表現と同じなのか? 異なるところが有るのか?
 少なくとも間違いが無いようにするには、
「離陸順位は1番目。C滑走路使用順位は2番目。」とかの表現に統一する事かと思えますがどうでしょう。
 この表現さえ使われていれば「着陸順位1番の機体が着陸完了してC滑走路から出た後に離陸順位1番の機体はC滑走路に入る事ができる」と当然解釈できるように思えますが。

仕組みとアプローチ -  羽田空港滑走路での衝突事故を考える

2024-01-04 13:53:19 | 道路と交通
 一昨日は能登地方に救援物資を運ぶ為に離陸しようとしていた海保の固定翼機がJALの旅客機と滑走路で衝突すると言う事故が発生してしまいました。
 事故原因については調査中との事ですが、管制塔とのやりとりは記録されているため、かなり調査が進むのではないかと思えます。
 現時点で公開された情報では次の通りです。

管制塔から海保の固定翼機へ:
「1番目。C5上の滑走路停止位置まで地上走行してください。」
海保の固定翼機から管制塔へ:
「滑走路停止位置 C5に向かいます。1番目。ありがとう。」

 これ、管制側は外国便などの外国人パイロット達と同様に交信するはずなので国際標準に従った英語表現で言っているのでしょうから、管制側には確かに非は無いのかも知れません。
 ただ素人からだと
「1番目。C5上の滑走路停止位置まで地上走行してください。」
と言うよりも
「1番目。C5を地上走行してC5上の滑走路停止位置で停止してください。」
の方が正確に伝わりやすい感じもしますがどうでしょう。
 自動翻訳では
「1番目。C5上の滑走路停止位置まで地上走行してください。」
は、
「First. Taxi to the runway stop position on C5.」

「1番目。C5を地上走行してC5上の滑走路停止位置で停止してください。」
は、
「First. Taxi C5 and stop at the runway stop position on C5..」
となりました。
 果たして実際にどのような英語で交信がなされたのでしょうか?
 因みに「 runway」は「滑走路」の意味となるのが普通なのでC滑走路なのかC滑走路に出入りするただの進入路なのかの区別がつかないケースが仮に有るとすれば、
「C滑走路に入り、C5の停止位置の所で停まっていて下さい」と誤解してしまったのでしょうか? いや、そんな事は有りえない?
 真相は今の所わかりません。
 


仕組みとアプローチ -  国内は大地震となってしまった年初

2024-01-04 13:28:44 | 火山 地震 津波 
 新年早々、国内は能登地方で大地震が発生し、その後に被災した能登地方に救援物資を運ぶために離陸しようとしていた海保の固定翼機とJALの旅客機が羽田空港の滑走路で航空機同士の衝突と言う大事故となってしまいました。
 地震の方についてですが、去年5月7日に書いた記事、サブタイトル「国内の大地震 果たして次はどこなのか? 不気味な空白域を考える」の中で筆者の個人的な見方に過ぎませんが「2018年の大阪府北部地震(東経135度37.3分)と2007年の能登半島地震(東経136度41.1分)の各震源域に挟まれた東経のエリア」と書きましたが、その東端よりさらに僅かに東で今回の大地震Mj7.6が発生した事になります。
 これで今後更にもっと東側に大地震の震源が広がって行くのか? それとも反対に西の方や南西の方に大地震の震源が広がって行くのか? それとも今回の地震多発は一服して鎮静化するのか? 果たしてどれなのでしょう。
 現状の技術ではそれはおそらく誰にもわからないと思います。
 備えあれば憂い無し。