快気分析

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仕組みとアプローチ -  避難所の課題 劣悪な共用トイレ問題 解決はそう困難でないはず

2024-01-18 18:42:56 | 火山 地震 津波 
 避難所の課題についてですが、共用トイレが劣悪な状態になるケースが多いので避難所に行くのを躊躇う人も少なくない、と言う事も無視できます。
 確かに災害時には水が使えない、排泄物を回収するまでに日数がかかる事が多いなどの悪条件が有ります。
 ただこれ、解決するのは簡単なのです。
 結論から書きますと、要は「テントと簡易トイレを避難者各自が持ち込むか、或いは自治体などで予め十分な数だけ用意して屋外、或いは避難者とは離れた屋内とかにテント式簡易トイレを多数設置する」事です。
 簡易トイレにはポリ袋(できれば防臭タイプ)を予め設置してそこに排泄し、そのポリ袋は所定の所に運んである程度は貯められるようにする。
 そうすればトイレは世帯毎に1つのテント、一つの簡易トイレとかになり、共用トイレに汚物が入りきれないと言う劣悪な状態は避けられるのです。
 なのでテントを避難者が持ち込んだ場合に屋外とかに設置するのを容認するスペースとかを避難所側は明示しておく必要が有ります。
 こういう体制を予め周知しておけば、災害が発生した時に共用トイレを使いたくない人が殆どでしょうから、テントも自分で用意するようになる事が多いはずです。
 トイレ用のテントは大きなものでなくても大丈夫なので大した価格ではありません。
 また購入するのが困難な住民とかには自治体が補助をして自宅保管を推奨するのも良いと思います。
 個別テントに簡易トイレがあればドアを触ったりした時の感染拡大とかもある程度は防げます。
 また避難所では眠れないとかの場合には時々テントで睡眠をとる事もできます。(但し冬なら防寒機能が高い寝袋やマットが必要)
 避難所周辺にテントをもっと自由に張れるような体制を採れば、トイレ問題はかなり解決するのと、このテントにトイレを使用する時以外はペットを居させてもよいわけです。
 これで「ペットお断りの避難所」の問題もある程度は解決できるはずでしょう。