これから、夏だ!
暑い夏の到来がもう間近。
そんなことを思いながら、この絵を取り上げました。
この絵は、アクリル絵具で描かれています。
この絵も20年ぐらい前の作品。
「Song」と書き込まれている。
この頃は、私は仕事でかなり忙しかったようで、
どうして「Song」だったのか?
まるで覚えていない。
白の絵具が、水しぶきのように感じられて心地いい。
朝、ヒロクニさんは、「思念の外へ、外へを繰り返してますヮ。」と言って、
一枚の絵を持っていた。
その絵は、色鉛筆のドローイングだ。
続けて言うには、
「紙の上に鉛筆をこすっている時は、まだ思念がある。」と言う。
思念の外というのは、自分を離れたところか?
と、思いを巡らすのでした。
哲学のようでもある。
ふっと「座禅みたいなものか?」という考えが湧いた。
未だ、ただ座っているだけの座禅をしている、わたくしですが、
深い座禅では、自分の考えとか、思いとなどが無いところへ行くらしく、
その先があるらしい。
(本にそう書いてあった。)
ヒロクニさんは、絵で修行しているようでもある。
「思念の外」へ出た絵は、どんな絵なのだろう?
座るだけの座禅をしているわたくしですが、こんな風な考えを思いついただけでも、
座禅の効果はあったのかもしれない。
15分座ることが楽になってきたので、今度は、呼吸に意識を向けて、
丹田というところに意識を向けた呼吸法が楽に出来るようになるよう、
やってみるつもり。
何でも楽じゃないな・・・・と、思いました。
(雑念だらけでいいから、出来ることに向けてやっています。)
そんなことを言った日は、長くやっていない庭掃除に励むヒロクニさん。
↑庭木を剪定したものを、数日放置してありました。
放置されて枯れ木のようになり、カサカサと葉が音をたてるようになったら、
ゴミ袋に入れていきます。
↑「こっち向いて。」と、言うとなかなか向いてくれず、
「ああ、そんなことはどうでもいいんだ。」と、苦笑気味。
(無理やり笑っているのかもしれない。)
上半身、裸。
いつものヒロクニさんです。
その他の日常をランダムに。
我家の家族、ピピちゃんの写真。
↑カリカリを食べています。
大きくなって、ダンボールの台の上で食べていたのが、
階段?にいて、カリカリを食べるようになりました。
ダンボールにカバーのようなものを作ってあげないといけないかも?
と思いました。
一応、女の子なので。
この黒がちの茶色の色をヒロクニさんは気に入っていて、
「このブラウンがイイ。」と、ヒロクニさんはよく言う。
わたくしは、「ピーは、本当に顔、黒いよね。」とよく言います。
ゲージも好きらしく、手でクイッと自分で扉をあけて自分で入る様子は、
何時見ても微笑んでしまう。
この頃は、手付きが熟練してきて、早いのなんの!
職人になれたりして・・。(笑)
↑座布団に座って刺繍をしていて、私が立ち上がると、その隙をねらって、
座布団を占領するピピちゃん。
くったくなく伸びをしています。
実は、この座布団カバーは、水玉模様の生地に刺繍がしてある。
赤の水玉に白の糸で、プラスの形の刺繍を交互にしていて、
そうすることで、ただの水玉に味わいが加わって、雰囲気が変ります。
この座布団カバー自体が自作。
そして、ピーは、猫らしく座布団が好きなんですね。
そして、わたくしの日常の一コマ。
未だ、作ったことのない料理に「フレンチフライ」があり、
それを作ってみました。
↑この料理を好きな友人がいるので、作ってみたのです。
1、油をフライパン(揚げ物の鍋)に、たっぷりと入れる。
2、スティック状に切ったじゃがいもの水分をとってから、
火をかける前の油に入れる。
3、入れ終わったら、弱火でジワジワと揚げていく。
4、じゃがいもがカラッとしてきたら、取り出し、塩を振る。
出来上がりです。
初めて知ったのですが、カラッと揚げるコツは、
弱火でジワジワと時間をかけて、揚げることというのを知りました。
簡単な料理だけど、揚げ方が普通じゃないので、驚きました。
なんでもやってみないと分からないことってあるのですね。
火を点ける前に入れておく、というのがカルチャーショックでした。
ヒロクニさんは、マクドナルドへ行った気分になるそうです。
もう次もあって「ヤンソンの誘惑」という料理を作ってみたいと思案中。
これも、じゃがいも料理。
今は、自家菜園をされている方から頂いた、美味しいじゃがいもがあるので、いいかも?と。
食べることには、熱心なのでした。
もう、楽しみって食べることしかないのかも?
もう、動物って感じ。
それぞれの日常を過ごしています。
夕食どきは、狭い台所に3人(猫含む)が集まります。
「ヤッホー。」粋ですてきです。
前回の感想になってしまいますが、「ふざけた感じで描いた」を読んだら、あ、そのとおりだ、と急激に感じました。
今まで気が付かなかったのに、ひとことアドバイスをいただくと一気に感覚が変わってきます。絵ってすごいなとしみじみ感じました。
以前にも書きましたが、作品に触れたときの無限で自由な自分だけの感じ方を鍛えていく教育をもっとすればよいのに、と改めて思いました。
今回の「Song(作品紹介612)と それぞれの日常」は、夏だ!そしてエネルギーだ!というあふれんばかりのものが外へ飛ぶ出してくる作品だと思いました。
はっきりとした線と面ですが、さほんりんの解説のようにすばらしい白いしぶきと水色の絵具が、スプラッシュ!な感じです。
「思念の外」、?と思いながら読み進めましたが、禅の思想とは。うーん、奥が深いです。
「紙の上に鉛筆をこすっている時は、まだ思念がある。」どういうことなのかなと、いろいろ考えました。
答えは出ませんが、座禅の先に何があるのか、という答えがないものを追い求めていく、というかそれを見たいというか、そういう観念なのだろうかと考えました。
座禅とは、何かを得るものではなく、自己との対話の手段でもあり修行でもあるのかと思っています。
思念がある、ということは思念がなくなる境地を目指しているのでしょうか。難しいです。
でも、作品を制作するというのは、自己との闘いであり、その境地まで自分を自分でもっていかなければならないのでしょうか。
厳しい世界だと思いました。
ヒロクニ先生は庭掃除をするのですね!かなり意外でした。剪定した庭木をごみ袋に入れてくれるのは、助かりますね。これ、かなり重労働です。
確かに、無理やり笑っている感じです(笑) でも、そんな無理やり笑顔も、ヒロクニ先生のおちゃめな感じがして、ちょっと嬉しくなりました。お写真、ありがとうございました。
写っている姿が、パンじいじゃなかったので安心して見ることができました(笑)
相変わらずキューティーなピピちゃんです。一生懸命、ごはんを食べていますね。
サビの猫さんは一般的に敬遠されるそうですが、その魅力に気が付いてしまうと「もうサビちゃんじゃないと……」ぐらいに夢中になってしまうと聞いたことがあります。
ピピちゃんは、黒が少し多めのサビちゃんなので、モダンな感じがします。自分でこのような配色で何かを塗ろうとしてもできない配色です。
そういうところが、アーティスティックな猫さんだなといつも思います。とはいえ、色など関係なく「ピピちゃんはかわいい」なのですが。伸びている姿もかわいい!
フレンチフライのコツは、弱火でジワジワなのですね。なるほど。
揚げ物は後始末が大変なので家では極力調理せず、フライパンに少量の油で作る「揚げ焼き」に徹しています。
ちゃんとしたフレンチフライは、多分、これからも作らないと思うのですが、冷凍のフレンチフライを買ってきたら揚げ焼きでもできるかも?と興味津々になりました。
「ヤンソンの誘惑」は、本当に誘惑されそうなレシピだと思います。これはよく物語に出てきて、レシピは調べるのですが、作ったことはありません。
美味しい料理は作るのが大変なので、たいがいはレシピを文字で読んで想像して堪能してしまいます。作ったことはありませんが、材料だけでも美味しそうです。
絵を自由に見る教育があったらいいのに・・、とのご意見なるほどと思います。絵を描くのもいいのですが、絵画鑑賞の時間を取って、いろんな絵を見る機会を多くして、思ったことをなんでも言い合うというか、ディスカッションするような授業があってもいいかもしれないと思いました。ただ、変なことを言ったら恥ずかしいと思ったりすることもあるかも?と思うと、話は、はずまないことも考えられてしまうかも?と、思いを巡らしました。私も、何か考えさせられました。
ヒロクニさんの「思念の外」とは、どういうことなのでしょうね。思念は、自分の考えや想いであるならば、無我の境地に近しくなることなのか?難しいです。私は話は聞いているが、よくわからないのが本当の所。
私の座禅は、本当に座っているだけに近いものなので、自己との対話なんて全然です。15分間なんとか心を落ち着けて、座っているだけ。それでも、しないよりはした方が、いいみたい。
ヒロクニさんも禅寺にご縁があるし、私は後から興味を持ったし、何かご縁があるのかも?ヒロクニさんに詳しく聞いてみるのもいいのですが、話が長いし、難しかったら忍耐ものなので、怖くて聞き返さないのもよくないのかも。
ピピちゃんは、甘えん坊の子供のような感じの猫で、以前の猫達とは、随分イメージが違う。サビ猫ちゃんは、性格がいいとよく聞きますが、そんな感じなのでしょうか?サビちゃんでなければ嫌って、人もいるのですね。(笑)サビ猫ちゃんしか飼っていない方の写真があって、6匹がズラズラ並んでいる様子がとても異様でユーモラスでした。この写真もいいなと。猫ちゃん事情もいろいろあって楽しいと思いました。
「ヤンソンの誘惑」は、よく本に登場すると気にしていた料理なのです。初めて、食べる機会があって、こんな料理だったのか!と。スウェーデン料理らしく、じゃがいものグラタン風の料理でした。どうもホワイトソースも作らなくていいし、生クリームをそのまま使うようなので割と簡単そうなのです。アンチョビを使うのが特徴のようです。いつも、本にその名前が出てくると、ムムム・・、とすごく気になっていた料理です。
ヒロクニさん、庭掃除を頑張っていたでしょ。写真撮っておいて良かったと思いました。
ともりん、コメントいつもありがとう!