東京での武内ヒロクニ展で、ヒロクニさんの古い友人が上京してくれました。
個展会場を離れてから、3人で「ちょっと一杯やろう」。ということになり、
銀座の中心から離れた所で、こんなお店に入りました。
色あせた大きなのれんがあり、ちょっとお店を覗くといい感じである。
いい感じというのは、ヒロクニさんにとって落ち着きそうな店である。
幸い、席が4席あり入りました。
店内に瓦の屋根があり、生まれてはじめて味わう店の風情。
なんとはなしに東京、関東の雰囲気をかんじつつ席に着く。
お値段も財布に優しい。
ヒロクニさんと友人のM氏。
近況やら、個展のことや、絵画のことで話しが弾んでいる横で、
メニューを見る私。
「紙カツ」というものを見つけ、初めて見るお品に目がいく。
注文してみると売り切れであった。
男2人は、「ハムカツみたいなもんじゃないの?」と言う。
そうなんかな?と思う。
そうしている間に、男2人は、「ル・クレジオ」の新刊の話をしていた。
楽しそうである。
その間、私は興味あるお品を見て、お隣の方に「これは何なのですか?」と聞き、
注文した。そうしたら、またもや売り切れである。
そんなこんなでしたが、寝場所へ帰ると、M氏が美味しい珈琲を立ててくれて、
ちょっと贅沢な気分になった。
ヒロクニさんの友人は、皆優しい人が多い。感謝!
帰ってからは、本当に日常がもどった感じで、
お手製のサスペンダーをズボンに付けていました。
ヒロクニさんの着なくなったシャツを裁断して紐を作り、
ズボンに縫い付けています。4本の紐を作って、ズボンを着るときに、
好きな長さに2本の紐を結び調節します。
ストーマを付けているので、ベルトは無理なんですね。
発案は、ヒロクニさん直々によるもので、安物のサスペンダーはゴムがすぐ伸びるし、
それなら・・・・と考えたようです。
着物を時々着る生活をしていたら、お針仕事が楽しくなった私。
最近、くけ台と生地を引っ張るくけ機を購入しました。
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