実はボディスナッチ(人体乗っ取り)の話
内気な青年が、空想上の親友に翻弄される姿を描いたスリラー。監督はアダム・エジプト・モーティマー。ティム・ロビンス&スーザン・サランドンの息子と、アーノルド・シュワルツェネッガーの息子が共演。主人公の母親役に、1980年代に活躍したメアリー・スチュアート・マスターソン。
内気で繊細な少年ルークには、自分にしか見えない空想上の親友ダニエルがいたが、ある事件をきっかけに、ダニエルの存在を封印する。時がたち、成長したルーク(マイルズ・ロビンス)は、孤独と不安にさいなまれ、ダニエル(パトリック・シュワルツェネッガー)を呼び戻す。そして、ダニエルの助言により、ルークの人生は好転するが、ダニエルは次第にルークの精神を支配するようになる。
影、隠れた自己、別の自我、本当の自分、といったセリフが飛び交うから、アンセル・エルゴート主演の『ジョナサン-ふたつの顔の男-』(18)のような、二重人格の話かと思いきや、実はボディスナッチ(人体乗っ取り)の話で、後半は、精神世界を見せられているのか、はたまた超常現象を見せられているのか分からなくなる。
パトリックが、『ターミネーター』(84)のアンドロイドをほうふつとさせるような、父親譲りの不気味な存在感を醸し出していた。
『ジョナサン-ふたつの顔の男-』
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