クリストファー・プラマーが亡くなった。91歳というから大往生と言ってもいいだろう。彼については、2009年発行の『外国映画男優名鑑』でミニ評伝を書いたが、その後の、老いてますます盛んな活躍ぶりには驚かされた。
アカデミー助演賞を得た『人生はビギナーズ』(10)をはじめ、歌手役のアル・パチーノのマネージャー役を演じた『Dearダニー 君へのうた』(15)、アウシュビッツ収容所で家族を殺された老人(実は…)を演じた『手紙は憶えている』(15)、そして『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』(19)の富豪役など。俳優としては幸福な晩年だったのだろうと思う。
『Dearダニー 君へのうた』
https://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/column/week-movie-c/1014632/2
『手紙は憶えている』
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/c34b5f513a6157da7eef465e90fce572
『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/c3d851bd3b65c2dd7594119a5da0f8d0