田中雄二の「映画の王様」

映画のことなら何でも書く

『まともじゃないのは君も一緒』

2021-02-25 14:15:35 | 新作映画を見てみた

ちょっと不思議な感覚の映画

 恋愛について何も知らない予備校教師(成田凌)と、全てを知っているふりをする高校生(清原果耶)。彼女が彼に恋愛指南をするが、やがて彼女が彼にほれて立場が逆転していく様子が見どころとなる。

 テーマは「普通とは何か」だが、これは普通じゃない2人による恋愛劇と見るべきなのか。ちょっと不思議な感覚の映画になっている。監督・前田弘二、脚本・高田亮、音楽・関口シンゴ。

 清原がなかなかチャーミング。成田は朝ドラの「おちょやん」や新作映画『くれなずめ』でも好演しているが、『カツベン!』(19)あたりから一皮むけたように見える。

【インタビュー】『カツベン!』周防正行監督、成田凌
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/3e05619830e2646254dc35f638aab180

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東映映画からテレビへ 村山新治

2021-02-25 12:28:42 | 映画いろいろ

 東映所属の監督たちの多くは、さまざまなジャンルのプログラムピクチャーを撮った後、東映テレビに活躍の場を移し、刑事物、アクション、特撮と、ここでもさまざまなジャンルのドラマを撮った。先頃亡くなった村山新治もその一人だ。

 村山は、『警視庁物語』シリーズなどを監督した後、テレビに移り、「キイハンター」「プレイガール」「特捜最前線」、そして東映不思議コメディシリーズと呼ばれる子ども向けのドラマも撮っている。まさに職人監督。

 「特捜最前線」に関するメモが残っていた。どちらも村山の監督作ではないが、あのドラマに対する自分の思いは残っていると思う。佐藤肇も天野利彦も、村山と同じ道を歩んだ、東映出身の監督だ。

「ああ三河島・幻の鯉のぼり!」(1980.5.21.)監督・佐藤肇、脚本・大原清秀

 このドラマは、毎回他の刑事物とは一味違う、重厚な人間ドラマを見せてくれるが、今回は、三河島事故をモチーフにして、1960年代から現代までの世相を背景に、沖縄からの移住者の問題を絡ませて描いていた。最近の刑事物では出色の感動作。

「ビーフシチューを売る刑事!」(1980.7.9.)監督・天野利彦、脚本・塙五郎

 大滝秀治の船村刑事が特命捜査課に復帰した。他の刑事ドラマとは一味違うシリーズが、また一層見応えが増した。

 『村山新治、上野発五時三五分 私が関わった映画、その時代』という本が出ているようだ。興味が湧いた。そして、以前から『警視庁物語』シリーズをきちんと見てみたいと思っている。

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『すくってごらん』

2021-02-25 07:44:23 | 新作映画を見てみた

意外な拾い物

 大手銀行の東京本店から奈良県大和郡山市の支店に左遷された元エリート銀行員の香芝誠(尾上松也)が、金魚すくいとそれを取り巻く人々との出会いを通して成長していく姿を描く。原作は大谷紀子の同名漫画。監督は『ボクは坊さん。』(15)の真壁幸紀。

 本格ミュージカルをパロディ化したような歌と踊り、ポップな映像と色遣いなどは、『モテキ』(11)『ラ・ラ・ランド』(16)をほうふつとさせるが、大和郡山の風景やレトロな雰囲気には大林宣彦的なものも感じさせる。

 鈴木大輔作曲の耳に残るメロディがなかなかいいが、松也のほか、百田夏菜子、柿澤勇人、石田ニコルら、“歌で表現できる俳優”を配した点も大きいだろう。意外な拾い物だった。

『ボクは坊さん。』
https://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/column/week-movie-c/1021450 

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「BSシネマ」『ダーティハリー』

2021-02-25 07:12:27 | ブラウン管の映画館

『ダーティハリー』(71)

ジョン・ウェインがやるはずだった?
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/20f26796bf598d8c8319f444fb859656

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【ほぼ週刊映画コラム】『MISS ミス・フランスになりたい!』『ステージ・マザー』

2021-02-25 06:41:15 | ほぼ週刊映画コラム

共同通信エンタメOVOに連載中の
『ほぼ週刊映画コラム』

今週は
笑いの中にジェンダーの問題を鋭く描き込んだ
『MISS ミス・フランスになりたい!』『ステージ・マザー』

詳細はこちら↓
https://tvfan.kyodo.co.jp/?p=1263349&preview=true

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