田中雄二の「映画の王様」

映画のことなら何でも書く

ブルース・ウィリスの映画 その3『ダイ・ハード3』『12モンキーズ』『シックス・センス』

2022-04-03 07:39:00 | 映画いろいろ

『ダイ・ハード3』(95)ジョン・マクレーン刑事
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/a1c9f06e13439da8c8e0dbfd6e244a4f


『12モンキーズ』(95)未来人コール
「この素晴らしき世界」
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/c1c85075e7fe26271580e385dd3e6bbc

タイムトラベル映画
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/8cf907d7850b2ea2dc7fb411f86473d5


『シックス・センス』(99)小児精神科医マルコム
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/a18a40fd750c71457ae97c48a28ac846

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ブルース・ウィリスの映画 その2『パルプ・フィクション』

2022-04-03 07:28:26 | 映画いろいろ

『パルプ・フィクション』(94)(1994.10.17.渋谷パンテオン)

八百長を持ちかけられるプロボクサー

 2時間半以上という上映時間の長さの割には、スピード感のある流れで一気に見せられるし、三つのエピソードを微妙に交錯させながら描く構成も秀逸で、特に、唐突に始まるファーストシーンが、巡り巡ってラストで解決するところは見事だ。これは編集の力も大きい。

 これがうわさの新人クエンティン・タランティーノの力業かと感心させられはしたのだが、その半面、誰もがもろ手を挙げて褒めちぎるほどのものかという疑問が残ったのは否めない。

 もちろんそこには、自分よりも年下の、レンタルビデオ屋の店員だった男が達成したアメリカンドリームに対する嫉妬やうらやましさもあるが、作品内に流れる一種パンク的なバイオレンス描写が肌に合わない(これは北野たけし監督の一連の映画と相対した時の感慨とも通じる)という、こちらの偏見やセンスの違いが大きいのだろう。

 ただ、映画に限らず、自分に合うものと合わないものというのは歴然と存在するし、皆の好みが同じでは、感性の違いとは何ぞやということにもなる。この映画に関しても、褒める多数派に対して、乗り切れない少数派がいてもいいではないかと思う。

 とはいえ、これからも映画を見続けていくのなら、たとえそれが自分の守備範囲外のものであっても、こうした新しい才能を素直に受け入れなければ駄目なのかなあという気はする。そういう意味では、この映画は大いに刺激を与えてくれたともいえるのだ。

 

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