夢見るタンポポおばさん

富士山麓の風景、花の写真。エッセイ。

性格と体格の良い従兄

2015-04-03 23:29:44 | 日記・エッセイ・コラム

霧の朝

道路一本隔てた近所の家

 

昼間でも車は、フォグランプを点灯して走ります。

春雨が 玉のごとしの 蕾なり

春の雨 紅き色増す 椿かな

花椿 乙女の如く しおらしく

 

             性格と体格の良い従兄

今日静岡県県議会議員選挙が告示されました。

私の従兄が懲りもしないで、またまた出馬しました。

従兄とは兄弟のようにして育ちました。

私の父親の妹と母親の弟が結婚して生まれたのが従兄です。

ですから四人いる祖父母は、同じなのです。

大勢いる従兄弟たちの中で、偶然にも、私と同じ学年です。

学校は違ったので、詳しい事は良く知りませんが、

明るくて、真面目で優しくて、誠実な人です。

どうして地方議員になろうと思ったのでしょうか?

多分自分の妹の小児麻痺の闘病生活を家族全員で支えて来た幼い頃の経験から、

困っている人の味方になろうと言うのが、原点だと思います。

38才の時に、周りの人々に薦められて市会議員に当選しました。

その時には、彼の中学校の同級生たちが熱心に応援して下さいました。

市会議員の時のエピソードに、「近所の溝が詰まっているので、何とかして欲しい。」

と言う陳情があったそうです。

彼は直ぐに長靴を履いて作業カッパを着て、スコップを持って現場に直行。

雨の中溝さらいをしたそうです。

市会議員三期、県議会議員一期の経験がありますが、54才の働き盛りの時に

僅か300票の差でまさかの次点。

四年前の選挙でも落選しました。

 大丈夫と言う油断があったのかも知れません。押しが弱いのかもしれません。

選挙のプロを雇ったりしないで、手作りの選挙を行っているのも現代には通用しないのかもしれません。

組織も支えてくれる宗教団体もありませんので、当選するのは、なかなか大変なのでしょう!!

私から見ても、人柄は申し分無いのですが、

政治家としては、温和しすぎる。優しすぎるのかともと思います。

でも国会などで大きな態度をしてふんぞり返っている方々よりも、庶民的でみんなの心を解ってくれる人だと思います。

職業も古紙回収業の問屋です。

同志社大卒業後一般の企業に就職していましたが、親の跡を継いで、大汗を流しています。

お金とは無縁のクリーンな候補者です。

 体格と性格が良い従兄

見事復活して社会にご奉公が出来ると、災害救助や社会福祉など他人様のために色々と尽くした御先祖様たちも喜んでくれると思うのですが