頑丈な骨組み
家造りで、骨組みは、基礎の次に重要だと思います。
屋根裏の骨組みもガッチリとしています。
天井板で隠れてしまう部分ですが、こんなに頑丈に出来ています。
私の兄も構造設計一級建築士です。
半世紀に渡り、構造設計一筋。
安心、安全な建物造りの為に頭を使っている模様です。
今のところ、壁も柱も在りません。
柱は、和室に、北山杉の絞り丸太を一本。
親方が指差ししている方角に立てます。
壁はトイレや洗面所、各部屋の仕切りとして造りますが、将来リフォームする時には、変更可能なようです…
五十年保証の住宅なので、
間違いなく、私たち夫婦の方が先に地球上からいなくなります。
残された家は、どうするの?!
今度の家こそ、希薄になって来た人間関係を潤してくれる、
コミュニケーションの場として役に立つように有効活用して欲しいと願っています。
名前は、『夢見るタンポポおばさんの家』♪
江戸の後期に造られた私の生家は、昔から近隣の人たちの避難所になっていたようです。
祖母の話によると、「関東大震災の時には、みんなが家に逃げ込んで来た。」
その関東大震災の年生まれの私の母親が嫁いでから、昭和の終わりに解体される迄何と、百数十年同じ場所に
建ち続けて、みんなを見守ってくれました。
静岡県は、大地震に対する備えが進んでいる県です。
特に住宅や公共施設等の建造物への対策は、熱心です。
ケビンが見ているのが、免震装置の筋交いです!!
新築住宅の建設予定のある方は、地震対策、免震装置等の事も、頭に入れてお考え下さいませ!!
古民家を連想させる深い庇。
エアコンの室外機や、給湯器等の設備は、全て西側に集積して、家の周りをスッキリ。
西側には、洗濯物も干せる、屋根付きのフェンスが出来ます。