夢見るタンポポおばさん

富士山麓の風景、花の写真。エッセイ。

文章を書いている時間が好き

2018-06-14 10:38:15 | 日記・エッセイ・コラム

           文章を書いている時間が好き

  所謂インテリ層の人々でも、

読書好きな人は多いのに、文章を書くのが好きな人はあまり多くありません。

話すのが好きな人は多いのに、書くのが好きな人はあまり多くありません。

    新聞記者の中には、書くのが得意で仕事にしていても、好きでは無い人もいます…

仕事上毎日締め切りに追われて書き続け、年がら年中批評や批判を受け続けていれば、好きで無くなるのも理解出来ます……

   

読む。

聞く。

話す。

書く。

    人の話を良く聞いて理解すること。

自分の考えを人に伝えること。

    書いてある文章を読めること。内容が理解出来ること。

自分の意見を文章に書いて人に伝えることが出来ること。

   戦後の日本語教育が、大学、高校、中学受験用になった時から、

書く楽しみが少なくなってしまったのだと思います。

万葉集の詠み人知らずの頃から

  音楽が文字通り音を楽しむものの様に、

国語も、話したり、感情を表現して歌を詠んだり、

平安時代のように物語を読んだり楽しいことのはずなのに…

  美しい文字を書けることや

  秀逸な和歌を詠めることは

当時のいとやんごとなき男女の幸福な結婚生活に繋がっていたのですから、

詠むこと、書くことは楽しみでもあり、生活上重要な作業だったことでしょう。

         文章を書く楽しみ 私の場合

 文章を書く楽しみが減ったのは、電話の普及が大きいと思います。

手紙やハガキよりも電話。

直ぐに、直接相手と話せる幸せ。便利さ。話した内容が消えてしまう気安さ。

  標準的な日本人は、一年間に何回手紙やハガキを書くのでしょうか?

年賀ハガキもメールに取って代わられていると言うことです。

儀礼的とも思われる年賀状は不要だと言う考え方。

お歳暮やお中元等の減少と同じで、

虚礼とも思える物や心の籠もらない物は過去の時代の遺物になって行く運命なのでしょう。

       郵便受けを開ける瞬間が好き

自宅のポストに友人や知人の手紙やハガキが入っているのが好きです。

こちらも書かないと返事も来ないのですが、毎日郵便受けを開けるのを楽しみにしています。

 元旦に、郵便受けの中に旧友からの年賀状を見つけて、懐かしく思い相手の無事や幸せを祈る気持ちと同じです!

      大切なブログの友たち

同じように、

読者仲間のブログを読むのを楽しみにしています。

私も書かないと相手も心配しますので、ほとんど毎日書いています。

大好きな花たち、自然の移り変わり。

富士山麓の四季、身の回りの小さな出来事。

文章だけでなく、写真も撮って、海外に迄も瞬時の内に発信出来る幸せ。

老若男女の分け隔て無く、様々な人々の考え方や生活を知ること。

健康上の理由であまり外出出来ない私にとっては、とても大切な時間です。