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欧米では、黙っていては承諾になる◆金子賢太郎の回想から

2010-02-01 09:38:56 | 日記
こんにちは

今日から2月です。
今月もはりきって行きましょう。


先週はチャーチルやサッチャーといった
政治家の逸話を紹介しました。

彼らに限らず、欧米の政治家は
演説、対話、言葉を武器にするのが得意です。



生きていくうえで使える武器であるならば
有効に使ったほうがいいと思うのが

『言葉によってきちんと主張すること』

と思います。


では
今週もGO!


◆金子賢太郎の回想から


日露戦争の時、ルーズベルト大統領のもとに派遣された
貴族院議員の金子賢太郎が自分の体験から回想してます。

(彼の回想録から)



欧米では、相手に対して
『黙っていたら承諾したもの』
とみなされてしまうものだ。


Silence is consent


したがって
言うべきことは言うのが必要なのだ。




まったく当たり前の話のようですが
当時から日本外交の最大の弱点とされていました。



◆言うべきことを言うことの大切さ


外交の場に限らす、日常の生活や仕事の交渉でも
『黙っていたら承諾したもの』
という感覚は身近なものになってきました。


日本だけではなくて、欧米でもこの考え方は
いつでも強調されるようです。


金融危機で騒がれたアメリカの大手保険
AIGグループにはこのような定義 があります。

Integrity(誠実)

Displays courage of conviction;confidently stands up for beliefs;willing to push back.

勇気を持って自分の信念を示し、信念を貫くために決然として立ち上がり、信念に反することは、はっきりそう言う。


AIGグループのリーダーシップの指針です。


◆自己主張が認められる条件


紹介したAIGグループの考え方をモデルにすると

自己主張には
勇気と信念が伴う誠実さ

が含まれていないと
相手から認められることは難しそうです。


主張に勇気と信念があるものは
正しい自己主張のあり方とも考えられます。


就職の応募動機でも
仕事のプレゼンでも

表面的な言葉の奥に
勇気と信念を
目いっぱいこめてみましょう。


もちろん
愛情も込めて

ではまた