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テーブルの上にバック置いちゃ駄目の理由◆根本から考える

2010-02-04 10:48:13 | 日記
こんにちは

昨日は節分でしたから
「角の生えた、虎のパンツ」をはいた
鬼に豆をぶつけました


ところで、なぜ鬼は
「角が生えていて、虎のパンツ」
なんでしょう??

ものごとはなんでも原点から解釈すると
理解が早いです。

ではいきます。


◆牛の角、虎の模様


鬼の角は牛の角、虎はそのまま虎の象徴とされています。
牛は丑、虎は寅のことみたいです。

昔の季節の区分で、2月3日は
「丑の季節」と「寅の季節」の境目です。

冬から春に切り替わる。

陰気は冬から陽気な春へ切り替えるとき
陰気の象徴を鬼として、そこに丑と寅の境目を
象徴するスタイルが角とパンツになったようです。

(いろんな説がありますが私はこれが一番納得できました)


◆言われただけでは納得しないもの


鬼の話のように、もともとの理由がわかると
子どものような疑問は氷解して納得ができます。

納得ができると理解も早まります。
これで思い出したのが、以前の職場で
女子学生に就活マナーを説明した時の話です。


バックは机に置いちゃだめです。


会社説明会や筆記試験・面接会場で
テーブルの上に(女性用の)バック
は置かないでください。

と説明しました。

レストランのテーブルでも同じです。

「そういうマナーがある」と説明しました

なかなか納得してもらえなくて苦労しました。

どうしてそんなマナーがあるんですか???

この質問に答えられないと駄目だったのです。


革は靴から始まったから


それで詳しく調べたら、こういう原則がわかりました。


・バックは通常、革製品のものが多い
・歴史的に革製品はまず靴やベルトから使用されてきた

そこから

・革製品には革靴という認識がもっとも多い
・革靴は地面に接するものであるから汚いもの

これでイメージできるのが

・靴と同じ素材である革製品のバックは靴の同類に見られてきた
・バックをテーブルに置くのは靴をテーブルに置くのと同じ

地面を歩く汚い靴を、食事をするテーブルに置けるだろうか?
この感覚がバックにも働くことから、このマナーが発達した・・


ここまで理解すると
どうしてこんなマナーがあるの?
という疑問は解けて、納得できますから

マナーとしても定着しやすくなります。
(覚えやすくなります)



原則を説明できること


この教訓はこれからの時代
もっとポイントになると思っています。

たとえば社員研修。

世の中のルールやマナーは
そうなっているから
と一方的に教えたって納得してもらえない世代が
増えてくるかと思います。

それはなぜなの?

という疑問をきちん説明してあげれば、
理由がわかれば納得してもらえます。


社会人の世界では今まで
意味や理由を考えることが無く
ただ暗黙のルールでマナーや慣習を覚えてきた
世代が多いです。


そういった世代から見ると

なぜなんですか?

と聞かれたら、考えたことがないものだから
びっくりして、逆に反発だけして

そうなっているからだ!

としか返答しない人が多いような気がします。



ものごとを説明できる能力の訓練


平成の世代が社会人になってきたら

なぜなんですか?

に答えられない人は
仕事や生活は苦しくなりそうです



素朴な疑問にも
何かきちんと答えられるよう、大人こそ
毎日ものをしっかり考えてみようと思うのですが。
(思考訓練ということです)


必ずしも「正解を答える」というのではないです。
世の中、正しい答えが存在しない場合もあります。

ここでは
『自分や他人を納得させられる考え方』を
身につけよう、ということです。



考え方、思考訓練こそキャリアや人生を本当に切り開く



春の初めにあたりまして
ではまた。