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リサイクルショップにおけるキイロイトリ救出から■ヲタク底力■

2010-05-12 13:44:40 | 日記
連休中に訪れた大手リサイクルショップで
キイロイトリが埋もれていたので救出してきました。

クレーンゲームのオリジナル商品ですから
平均2~3回やれば釣れます。
一回100円として、おおよそ300円程度の景品が
リサイクル雑貨で42円でした。

ここからインスパイアです。


■ものの価値とは何だろう。


私にとっては貴重なリラックマのグッズも
ファンでない人にはまったく無意味なものです。

このような趣味的な価値観は人それぞれでしょう。
個人の趣味とは相対的な文化の原点だと思います。

他人との相対的な比較ではなく、
あくまで個人の絶対的な趣味・価値観から決まるものが
ヲタクの価値観です。


■日本文化のヲタク底力


すでに市民権を得ている秋葉原のヲタク文化を見ても分かりますが

人は何かの絶対的な価値観を持っていると
なんだか生き生きして見えませんか?

今の日本ではまだ趣味・感性という限定された領域でしか
見えてきませんが、もう少し社会性を持つようになると


世界中がびっくりするくらいの
日本独自の哲学、政治、経済、文化のリーダーシップを
発揮できるかもしれません。

それを私は「日本文化のヲタク底力」と考えています。


■イギリスは「変わり者」を許容してきたから19世紀を覇権できた?


ヲタクというのは、周囲からは
《ただの変わり者》
というレッテルを貼られやすいものです。

大学生あたりに聞いてみると、

「もし自分が《変わり者》と言われてしまうと仲間はずれになってしまう」
「仲間はずれになってしまうと息苦しい、怖い」

「だからみんなと一緒のほうが安全で生きやすい」

といって、もし自分がヲタクであれば、それを隠そうとするようです。

気持ちは分からないでもないです。
たしかにヲタクにはまだまだ息苦しい日本なのかもしれません。

前章にもどれば
もしヲタク的な「変わり者」が生きやすい社会になったら?
世界をリードすることができる?


日本と同じような島国のイギリスには伝統的に
「変わり者」を個性の一つとして尊重する文化がある

それが19世紀に世界の覇権を握ることができた要因の一つでもある。
という話を聞いたことがあります。


■アリス・イン・ワンダーランド


小説や映画でおなじみのアリス・イン・ワンダーランドの世界観は
よく考えたら「変わり者」のオンパレードでもありますよね

ファンタジーにしてはリアリティのある登場人物を見ていると

アリスも女王も実際にあのような「変わり者」がイギリスには
普通に暮らしていたからリアリティがあったのだと思います。


イギリスの身分制度を説明した本のなかに

イギリスでは貴族というのは「貴族というひとつの変わり者」である。

それぞれの階級が
他人の目を気にしないで自由に生きているのである。
他人の目を気にせず、そのかわり他人がどんな変わり者であっても
変わり者であることをお互いが尊重しているのだ。

という内容があったように思います。

(実際にはアジア系人種への蔑視・差別感覚も強いですが)


■変わり者を認める勇気と、変わり者になる勇気と


私はよく「変わっているよね」と言われます。

私の脳内翻訳では
「変わっているよね」→「個性的だよね」→「しっかりしてるよね」
に変換して吸収しますのでどうぞ♪

変わり者を認める勇気と、変わり者になる勇気を増やせば
日本文化のヲタク底力は飛躍的に高まるものでしょう。


飛躍するんです。大空を飛べるんです
キイロイトリよ空高く舞い上がれ。

アヒルモ、ネコモ、ミンナタチアガロウ!
(キイロイトリの独白)


ではまた