こんにちは。
昨日から始まった新司法試験。
池袋の近くを歩いていて受験生らしき人々と
遭遇しました。
同じく難関試験の一つである
公認会計士試験も来週23日に迫ってます。
国家試験の5月。
弁護士さんや公認会計士さんであっても
「就職が厳しい」という話からインスパイアです。
■士業でも難しい応募書類の書き方
かなりの難関試験を突破したのであれば
就職が簡単なのかといえばそうでもなく
意外なことに
履歴書・エントリーシート・職務経歴書
が書けなくて苦労しているようです。
特に自己分析や自己PR、志望動機が難しいようです。
就活は大学生だけではないのですね。
弁護士や公認会計士の就職先といえば
独立の前には弁護士法人や監査法人、あるいは
一般企業への就職があります。
どうやって自分を売り込むのか?
私は弁護士です、公認会計士ですといっても
それが前提条件の採用であるなら
他の応募者と何が違うのか、どう違うのか?
こればかりは試験勉強では突破が難しいものです。
◆士業の唯一のアルバイト?
知り合いの税理士や社会保険労務士から聞いたのですが
「士業ができる唯一のアルバイトは」
「資格試験の受験生指導の講師だけ」
資格の本職以前の受験指導でしか
仕事でやっていく手段が無いという
自虐的なフレーズです。
江戸時代の武士が失業して
キャリアをチェンジしたときに
生き残った武士と滅びた武士がいます。
同じ「士」の職種であるなら、彼らのキャリアチェンジを
参照してみましょう。
◆武士には蘭学、士業には「複眼の能力」か?
生き延びた武士の代表は、蘭学という新時代の学問から
実学をベースに活躍した人々が有名です。
維新後に必要となる能力をいち早く備えていた武士が
生き延びることができました。
それなら
現代の士業の人々が生き残れる
必要となる能力とは何でしょう。
ひとつの分野の専門家の知識は
他の分野の専門家の知識と組みあわせてみれば
新しく相乗効果でオリジナルな価値が生み出せる。
そんな気がします。
それぞれの専門家の目を単眼としたら
組み合わせたものが複眼。
たとえば弁護士と公認会計士を一人でやれるなら
相当なオリジナリティが生み出せそうですね。
◆二つの蛸壺から
私が大学に勤務していた時、職員の間では
「教授の知識は深くて狭い」
という意味で
「蛸壺の知識」
という言い方がされていました。
それで、蛸壺=専門家の知識
という表現を使わせてくださいね。
蛸壺が二つあると、お互いの蛸壺同士で
まったく新しいものが創造されるかと思いませんか?
たとえば
医者が弁護士になる。
あるいは公認会計士が薬剤師になる。
専門知識の分野が一つあるのなら
それとはまったく異なる分野の専門も持ってみる。
たとえ完璧ではなくとも
二つの蛸壺を持とう、とする意欲をもつことで
前向きにもなれますよね☆
◆いつでも学ぶ意欲を保とう
弁護士や公認会計士であっても、エントリーシートは
学ばないと書くことが難しいものである。
それを学ばないと就職が難しくなり、結局は専門知識も
生かせなくなる。
こういうことがあります。
学ぶことは絶えず必要になるというわけですね。
だから学ぶ意欲と、自分の蛸壺(専門領域)を複数に
していこうと決意していくことは士業には必要なのかも。
私自身も、ある意味では士業の末端にいますので
自戒を込めて書いております。
ではまた♪
昨日から始まった新司法試験。
池袋の近くを歩いていて受験生らしき人々と
遭遇しました。
同じく難関試験の一つである
公認会計士試験も来週23日に迫ってます。
国家試験の5月。
弁護士さんや公認会計士さんであっても
「就職が厳しい」という話からインスパイアです。
■士業でも難しい応募書類の書き方
かなりの難関試験を突破したのであれば
就職が簡単なのかといえばそうでもなく
意外なことに
履歴書・エントリーシート・職務経歴書
が書けなくて苦労しているようです。
特に自己分析や自己PR、志望動機が難しいようです。
就活は大学生だけではないのですね。
弁護士や公認会計士の就職先といえば
独立の前には弁護士法人や監査法人、あるいは
一般企業への就職があります。
どうやって自分を売り込むのか?
私は弁護士です、公認会計士ですといっても
それが前提条件の採用であるなら
他の応募者と何が違うのか、どう違うのか?
こればかりは試験勉強では突破が難しいものです。
◆士業の唯一のアルバイト?
知り合いの税理士や社会保険労務士から聞いたのですが
「士業ができる唯一のアルバイトは」
「資格試験の受験生指導の講師だけ」
資格の本職以前の受験指導でしか
仕事でやっていく手段が無いという
自虐的なフレーズです。
江戸時代の武士が失業して
キャリアをチェンジしたときに
生き残った武士と滅びた武士がいます。
同じ「士」の職種であるなら、彼らのキャリアチェンジを
参照してみましょう。
◆武士には蘭学、士業には「複眼の能力」か?
生き延びた武士の代表は、蘭学という新時代の学問から
実学をベースに活躍した人々が有名です。
維新後に必要となる能力をいち早く備えていた武士が
生き延びることができました。
それなら
現代の士業の人々が生き残れる
必要となる能力とは何でしょう。
ひとつの分野の専門家の知識は
他の分野の専門家の知識と組みあわせてみれば
新しく相乗効果でオリジナルな価値が生み出せる。
そんな気がします。
それぞれの専門家の目を単眼としたら
組み合わせたものが複眼。
たとえば弁護士と公認会計士を一人でやれるなら
相当なオリジナリティが生み出せそうですね。
◆二つの蛸壺から
私が大学に勤務していた時、職員の間では
「教授の知識は深くて狭い」
という意味で
「蛸壺の知識」
という言い方がされていました。
それで、蛸壺=専門家の知識
という表現を使わせてくださいね。
蛸壺が二つあると、お互いの蛸壺同士で
まったく新しいものが創造されるかと思いませんか?
たとえば
医者が弁護士になる。
あるいは公認会計士が薬剤師になる。
専門知識の分野が一つあるのなら
それとはまったく異なる分野の専門も持ってみる。
たとえ完璧ではなくとも
二つの蛸壺を持とう、とする意欲をもつことで
前向きにもなれますよね☆
◆いつでも学ぶ意欲を保とう
弁護士や公認会計士であっても、エントリーシートは
学ばないと書くことが難しいものである。
それを学ばないと就職が難しくなり、結局は専門知識も
生かせなくなる。
こういうことがあります。
学ぶことは絶えず必要になるというわけですね。
だから学ぶ意欲と、自分の蛸壺(専門領域)を複数に
していこうと決意していくことは士業には必要なのかも。
私自身も、ある意味では士業の末端にいますので
自戒を込めて書いております。
ではまた♪