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公認会計士試験会場の忘れ物「お守り」◆主任試験官から

2010-05-24 11:48:26 | 日記
昨日行われた平成22年度 公認会計士試験(第Ⅱ回短答式試験)
の早稲田大学の会場では主任試験官を担当させていただきました。

私の担当教室は主任試験官以下
副主任試験官1名、補佐官3名で対応しました。

試験終了時に忘れ物チェックで
「お守り」が一つ落ちていました。
心あたりのある受験生はお問い合わせくださいね。


私も、忘れ物をしないよう、記憶あるうちに書いておきます。


◆国家試験の作業を段取りする方法


国家試験の試験監督業務は、大学勤務の頃に経験した
センター試験以来でしたが、段取り感覚はすぐに戻りました。


試験監督というと、普通のイメージでは

「テストで先生が生徒のカンニングを見張っている」
くらいではないかと思います。あとは
「問題用紙と答案用紙を配って回収するだけ」
というイメージですよね。

国家試験は全国規模で同時に行われるということから
一番大きなポイントは『試験の公平性』です。
このための試験監督要領(マニュアル)が存在しています。

『試験の公平性』というのは
受験者がどこの会場で受験しても同じ条件、同じ時間で
執行されなければならないということです。


◆たとえ蒸し暑くなっても空調は切りました。


『試験の公平性』ということを実感したのは1限目の試験からです。

試験本部から各試験教室に指示のメモが届けられました。
(以下の文言は記憶の範囲です)


試験環境を同じにするために今回、空調は使用しません。
使用している場合は至急停止してください。


昨日の試験日は雨が振っていて、蒸し暑い環境でしたがそれでも
空調は切らざるを得ません。空調の換気は窓を開けて対応しました。


空調の利いた教室と、空調設備のない教室が混在していたので
このような対応になりました。公平な試験環境を守るのですね。

◆試験問題の訂正方法(正確に1分後!)


今回、1限目の『企業法』試験で問題訂正がありました。

この訂正アナウンスにも本部からの指示メモがきて


試験開始の1分後に発言すること(重要)

「試験問題に訂正箇所がありますので、これから試験問題の訂正を行います」
(2回繰り返すこと)


1限目は10:30開始でしたので、正確に10:31にこのアナウンスを
行うことが「試験の公平性」ですね。

タイミングが遅れると
場合によっては当該教室の受験生に有利・不利が生じることになります。


◆時間に厳密な段取りの手順から


以前、昭和天皇が訪問された、というある施設を見学したことがあります。
その施設の展示資料の中に「警察による警備資料」がありました。

天皇陛下が施設のどの部分に『何時何分何秒』に立ち寄るのか、
という事を詳細に記入した順路図があり、その時間に狂いなく警備できる
警官の配置図があったように記憶しています。

あまりに細かいタイムスケジュールなのにびっくりしたものです。

国家の象徴行動には秒刻みの『国家管理』があるのですね。


国家試験の開始や終了の時刻指示も、本部で試験官が秒針を合わせて
その時間を正確に厳守することが最優先されます。


日本全国で同一時間に同一の作業手順で実施するということを
人間の作業で執り行うためには、過去の経験値から積み重ねられた
知恵の集積があるという気がしています。


◆人間の組織プログラミング


一定の時間に正確に、安全確実に、業務を遂行するための手順
というのは個性や創造性を発揮する仕事とはまったく異なるものです。

時間管理されたり束縛されることが嫌いな人にとっては耐えられない
ものかもしれません。


しかし世の中の仕事の基盤は、こうした通常作業の繰り返しから生じるもの。
慣れておかないといけないものでもあります。

このルーティンワークをきちんとこなすことは何になるのでしょう?
金融の世界ではこのことを『信用創造』といいます。


金融業界では、お金を大切に扱っているという『信用』をつくることが
仕事の基本になります。そのためには

・時間を守る。約束を守る。
・順番を違えず、正確と公平を期す。

という地道な作業の積み重ねこそ
見えない『信用』を作り上げる行動につながります。


◆信用を作り上げ、そこから個性を創造していこう。


公認会計士の試験会場で忘れ物となったのが
「お守り」というのは象徴的でした。


「お守り」は
見えないものへの信用・信頼・祈りの象徴なのです。

受験生の努力に応じて受験生を守り、試験が終わった瞬間に
役目を終えたように自分から去っていったものかもしれません。


国家試験に象徴されるものは地道な作業の積み重ねです。

時間を守り、手順を守り、公平な努力をなすことを
もしあきらめて放棄してしまったら

見えない『信用』を作るということの放棄につながります。



『お守り』の効用をなぜ多くの人が信じているか?
それは見えないものを無意識に人は信じているからでしょう。


『信用』というものも、目に見えないものなのです。
『信用』を作るために、我々は何をしたらよいのか。
このヒントが、主任試験官から皆さんへの問いかけです。

一緒に考えましょう!


それでは今週も。


超合金まねきねこダック■人間は金属から学ぶことがあります。

2010-05-21 21:42:48 | 日記
こんにちは。

超合金で重量感のある
「まねきねこダック朱肉スタンプ」
です。

株価が下がって将来の先行き不透明
ということで世界的に貴金属価格が
上昇している様子です。


金や銀、また銅や鉄といった
金属からインスパイアです。


■金属は語りだす?


昨日も紹介しましたシュタイナーの考え方のひとつに

「石が語りだす」

という不思議な話があります。


石の言葉に耳をすませば
石は自分から誕生の経緯を語りかけてくる。


さらに不思議な話としては

動物や植物が生きているように
石(鉱物)もまた生きているのだ。

動物や植物よりもはるかに
長い寿命を持っているものだ。
だから見た目には死んでいるようにしか見えない。


■地球と人間の体内にあるもの


ここまで立ち入ると、ファンタジーを超えたオカルト的な
世界としかいいようがありませんが

シュタイナーが主張していることはおそらく
あくまで人間の生き方を考えた世界観の比喩でもあろうと
私は理解しています。


人間の体内には銅や鉄などの成分がたしかに存在しています。


地球に存在しているもののすべてが人間には含まれている。
海の成分や土の成分、動植物の成分もそのように考えていくと
人間の存在が世界と結びついていることを実感するものです。


■自分に向かってくる事柄に感謝すること


自分の存在は全宇宙からの贈り物である。
われわれ一人一人がこの世に生を受け、生きながらえることができるためには、どれ程多くの必要条件が充たされねばならないか、どれ程多くのことをわれわれは自然に負い、また他の人々に負っていることか。

ちくま学芸文庫「いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか」
シュタイナー 高橋巌 訳 2001年より

シュタイナーはいろいろな表現をつかって
人間は自分にむかってくるすべての事柄に
『感謝の気持ち』を持たなければならないという主張をしています。



貴金属を見て、その価格上昇に関心を持つのであれば
あわせてシュタイナーの主張にも関心を持ってみてもいいかな
と思います。


■人間の可能性ということ


人間の体にある銅や鉄という成分を実際に
取り出したら微量な金属価格でしかありません。

しかし同時に人間には、目に見えない力によって
外部から金や銀をかき集めることができます。
(資金調達の手段ということです)

人間は考える能力・工夫し創造する知恵をもつ存在でもあります。


人間に含まれる見えない金・銀の成分とは
「限りない可能性」ということなのですよね!!




5月23日(日曜日)
全国で行われる公認会計士試験で
試験監督をやることになりました。

キャリアの可能性をめざす受験生の皆さん。
見事に金や銀を掴みとりましょう。

それでは受験生の全員合格を祈って
よりよい週末を!!


口蹄疫と牛■牛の消化プロセスが教える大切な「思考力」とは

2010-05-20 11:43:39 | 日記
こんにちは。

昨日、ヒフ科の先生から
「湿疹の原因にはウイルス感染もあります」
という話を聞いたばかりです。

背中に貼り付けたパッチテストの判定が
明日分かります。
私のアレルギーが何なのか
判明すればいいなあと思いながら

私が今、リアルタイムに宮崎県の牛なら
間違いなく殺処分されて仕方がないのかも
と思うと悲しい気分でもあります。

口蹄疫問題にインスパイアしてみます。


■月夜に豚が歌うように鳴く瞬間


感染被害を食い止めるために、家畜の大量殺処分が
行われているようです。

仕方がないと思いながらも、わが子のように育てた牛を
処分しなければいけないというのは悲しい限りです。


家畜にも人間と同じ感情がある。
という話を読んだことがあります。

家畜の豚は月夜になると、まるで自分の最後の瞬間を察知したように
月にむかって歌うように鳴くことを発見した動物学者が

「家畜にも感情がある」
「できるだけその感情を尊重するほうが良いのではないか」

と訴えていたように記憶しています。


■牛は人間の原型の一つ?


豚や牛のような家畜にも感情があり、人間と同じ喜怒哀楽を
共有するものだ、というのは昔から言われていますね。

教育哲学者のシュタイナーの考え方で
牛の消化器官を人間の原型の一つ、とする話も思いだしました。


ライオンに象徴されるものが心臓と肺呼吸。
心臓と肺呼吸に象徴されるものは人間の「勇気」ではないだろうか。

牛に象徴されているものが消化器官。
消化器官に象徴されているものは人間の「思考力」ではないだろうか。


■牛の消化時間と「思考力」


牛には4つの胃袋があり、それぞれに消化をしてまた反芻(はんすう)します。

草を食べて、時間をかけて消化して、草とはまったく違う
ミルクを作り出すのが牛の存在のすべてでしょう。

牛の神秘といえば、草からミルクを作りだせることです。
人間の科学技術では、いまだ草からミルクは作りだせません。


しかし外からの栄養をベースにして
まったく異なる存在を作りだせる能力を
実は人間は牛から学んでいます。


私はそれを「思考による創造力」なのではないかと思っています。

1.異なる知識を寄り集めて、
2.クリエイティブな発想・発明を創造していくこと

この思考過程こそ、牛の消化プロセスが象徴して人間に教える
大切な思考なのかと思います。


■牛の犠牲が教えるものは


口蹄疫感染防止で殺処分される大量の家畜の牛は、人間と同じ
殺される悲しみを共有しながら、命の最後まで我々にメッセージを
与えているものだと思えてなりません。


我々は殺される家畜ではある。
しかし人間よりも高等な創造力を持っているのだ。
我々の存在無しに、草からミルクを作れるものか。

我々を殺しても良い。

しかし我々の存在が人間に指し示す
「思考による創造力」まで失えばあなた方には未来はない。


物事を考える材料は草の種類ほど無数にあるはず。

その材料を牛のように吸収し反芻し消化して、
ミルクのような価値あるものを創造する力を
人間は失ってはなるまい。


■牛の神秘力から


大量の牛を犠牲にする分、今考えることは無数にあります。
これが人間のパンデミックであるなら
我々だって殺されても文句が言えなくなります。

感染防止には何が必要であったのか?
今、そして今後、何を準備しておくべきか?

考える材料は無数にあって、そこから本当に必要な
「ミルク」となる新しい手段、方法、知恵、危機管理能力を
我々は学ばなければならないかと思います。


牛の神秘力。その力は「思考力」
キャリアと人生の問題解決のヒントです。

それではまた。


健康保険制度を肌で学びました■ヒフ科に行って8650円!

2010-05-19 13:45:40 | 日記
午前中のリアルな話なう。

昨夜から急に背中あたりに湿疹ができて
もう痒くて眠れない状態でした

もしかしてストレス性の湿疹なのかも??

あまりにひどいので今朝は
生まれてはじめてヒフ科に行きました。


■ヒフ科で初診して


私は過去にヒフの湿疹はありません。
病気治療の入院や投薬もありません。

急な湿疹なので何が原因なのかわかりません。


お医者さんから
「パッチテスト受けますか?」
と言われて

このさいですからパッチテストと採血をして
様子を見ることしました。


診察が終わって、処方箋をいただいて

診察料は
「8650円になります」

うわーん

保険証つかってますから
この金額は3割負担の金額なのです。
(保険証無かったら全額負担で2万はかかる)



肌で知った健康保険制度
今月のおこずかいは確実に無くなるものです


■処方箋つかって


そのあと処方箋をいただいて薬局で薬を頂きました。
薬だってお金を払いました

こちらは550円でした。



ヒフの湿疹で、肌で実感した痒み(痛み)よりも
診察代と薬代の、おこずかいの痛みのほうが強かったものです。

うわーん

ということで、ただいまの気分なう




身近に体験してみないと実感しないのが医療費です。
肌で知ることも大切なことがあるんです

こういうのも生活のヒントにね
ではまた。




コリラックマ和調柄ピンクのガマグチポーチ◆和のココロを!

2010-05-18 07:23:50 | 日記
コリラックマの和調柄(ピンク)
ガマグチポーチです。
浴衣に合いそうなステキなものです。


土曜日に上野で発見してココロが和みました。


知っている人は知っていますが
私はこれと同じ柄のローソン限定クリアファイル
が欲しくて探してましたが結局手に入らなかったのです。


上野動物園で本物のクマを見た帰りに発見しました。


私はリラックマファンです。


◆和のココロを取り戻せ


日頃、外資系の生命保険を扱っているせいか普通以上に日本人の
和のココロが恋しくなるものです。

日本の伝統文化というものを大切にしたいものです。
幸い、大切にすべき日本文化というものはたくさんあるものです。


先週の月曜日に出席した教育セミナー会場で
「これからの子どもたちには金融とITと英語が必須だ」
という話を聞いてきました。

確かに日本の義務教育の基礎部分で抜けている分野です。
一生懸命に勉強することは大切なのでしょう。

しかしあとひとつ並行して
和のココロ・国語に代表される文化知識もまた大切だなと
思います。


◆国語の能力にはこんな効能も


コリラックマ(幼児教育を譬えました♪)の段階では
まず国語の能力が先だなと思ってます。

自分のことをしっかり表現できる。
自分の思いを他人にうまく伝えることができれば
生き生きとできるように思います。

自分の気持ちをうまく表現できない。
伝えられない、となると人はストレスが溜まります。

これは技術論として捕らえてくださいね。


自分はなぜこのような気持ちになるんだろう?
それは~~こういうコトなんじゃないか??

「自分の感情を客観的に眺めて文章にしてまとめられる能力」

があると、少なくとも悩みの解決が近づくように思います。

文章表現能力の基礎にあるものが国語の科目。
そして国語の理解には日本文化の理解が大切なものです。


◆お正月、七五三、お箸、折り紙などなど。


小さいときから自然に身につけた文化習慣は、一生を貫く自分の
原点ではないかと思います。

原点の印象がなつかしく、愛情あふれるものであれば
自分自身を振り返るときにココロ強いものがイメージできますよね。

日本の文化がこのように連綿と続いてきた、という事実を
大切に思う一人です。できるだけの愛情をこめていきたいものです。


コリラックマのガマグチポーチには浴衣がよく似合うと思います。
浴衣が似合う日本人が少なくなってしまうとさびしいものですね。



私には、そういうリラックマの視点がありますので

日本の国が ぐらついてしまって
消滅してしまうことがないように

愛情を持ったリアリストの視点で
「日本の国益を守れる人」に
投票したいなぁ。


ではまた。