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フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

70代

2007-08-15 21:05:03 | Weblog
パンプが朝方またいなくなりました。朝起きたとき家にいなかったのですが、いつものことのようにマーチンの家に行ってるものと思って別段気にすることなく散歩に出かけました。散歩から帰ってくるとタンタンが血相を変えて走ってきてパンプがいないといいました。そういえば、今朝、台所の荒れ方は尋常じゃなかったから、そうとう世界に入り込んでることは分かってましたがこの暑いのにいなくなるとは?一時を争います。熱中症にでもなれば今日が命日ですから。自転車へ飛び乗って出かけそうなところと交番へ向かいました。交番には、おまわりさんがまだいませんでした。それで、心当たりを自転車で1時間ほど回ってから交番を覗いてみるとおまわりさんが、朝のパトロールから戻ったばかりに出くわしました。これこれあれあれと事情を話して全警察に問い合わせてもらったところ家から1キロくらい離れたところで、通報があって老人を保護しているとのことでもそれが、女性ですけど、70代くらいの人だと言ってますといぶかしがるおまわりさんに、服装は、パジャマでないでしょうかときくとパトカーからの返事は違うとのこと。それでも、交番まで連れてきてもらうように頼んで到着したのをみるとパンプだった。70代かとちょっとうれしくなって、パンプを見たら。パジャマは、脱ぎ捨て、片方の足には、水玉模様のズボンをはいて、もう片方にはストライプのズボンをはいて余った片方は、腹の前で結んでいた。まるで、ピエロのファッションだった。さすがのパンプも疲れて一言も口をきかなかった。家に連れて帰り着替えさせると安心したのか眠ってしまった。
コメント
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