公園で、異様にでかい花を見つけました。はじめて見た時には圧倒されました。なんだか南洋の不思議な島に迷い込んだかのように。枇杷の木なんでしょうが、大きい花です。肉厚で真っ白く存在感たっぷり。僕は、その花をガリバーさんちの花と名付けました。ガリバーさんちの庭に行けば、これくらいの花は小さな草花になるでしょう。そう思うことで精神のバランスをかろうじてとりました。それくらい迫力ある花なんですよ実際は。人は、目で見、心で見るから自分にとって都合のいいように大きくも見、小さくも見るものです。そこに見誤りと言うのがあって後で失笑したりもするんですが、なるべくそういう時は、シチュエーションを変えて考えてバランスをとりながら現実を直視するという方法をとります。これは、人間関係も同じ。現実を直視できないから起きる犯罪、後を絶ちませんね。この時にブレーキがかかっているんですけど、幼い人間関係しか結んでこなかった人ほど、自分勝手な理由をつけて自分だけが正しいと思い込んでしまうのです。だから、現実に戻ったとき「心神喪失」だなんて主張するんです。本当は、ブレーキをかけるタイミングが間違っているだけなんですけど。「心神喪失」って表現、弁護士さんの武器としての言葉ですから、みなさん!間違えたらいけません。もっと、現実を直視して行動しよう。たじろく時も浮かれる時もありますけど、自分達の年齢になれば、すべては、自分の責任と分かっているんだから。
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