一昨夜、オランジュが久しぶりに我が家を訪問して来た。ウルーがいても知らん振り。堂々とウルーの餌を食べている。さすが野良だね。この根性がなければ野良では生きていけないよ。久しぶりだし、そのままにしてたら、すっかりリラックス。良く見るとオスだからか喧嘩っぱやいのか、頬にキズ。足は、ところどころ禿げている。「男はつらいよな」と、同病相憐れむ形でしばらくいさせてあげた。昨夜も、あの大雨と雷の中、玄関まで来てたみたいだけど体が濡れてるからと入らずどこかへ消えた。「ばかだなぁ、こんなときはいいんだよ。」と言ってやったけど雨の中姿が見えなかった。洗って、薬を塗ってやりたかったけどオランジュにも都合とプライドがあるから当分は、こんな関係かな。多分飼ってやってもすぐ出て行くだろう。それに猫は、孤独を愛する動物だから勝手気ままがいいのかもしれないね。もう、オランジュは、撫でてあげることもできるんですよ。やっと、心許す信頼関係となりました。放浪で爪も磨り減っているのか痛くない。やっぱり野良だから痩せている。それでも、野良だから向かっていく。だから、いつも満身創痍。
「泣いてくれるなオッカサン 男オランジュ何処へ行く」!
「泣いてくれるなオッカサン 男オランジュ何処へ行く」!