フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

進む活字離れ

2010-08-20 01:29:25 | Weblog
映画館に行ったら吹き替え版しかやっていなかった。というのが今の時流らしい。あの、日本が誇る字幕スーパーが減り日本語吹き替え版の洋画が増えているという。その方が客が入るから。どうして?字幕の漢字が読めない若者が増えてるのが理由らしい。これには、あきれた。日本語教育は、どうなっているんだろう。やれ英語だナンだといっても母国語ができない連中が外国語やっても無益と思うんだが。字幕は、まだ本物を味わうことができるんだよ。彼らの声が、声質が伝わってくるから。吹き替えは、もはや別物として見るもの。日本語を捨てて、公用語が英語となって字幕なしで見られるというのも一つの楽しみではあるけれど、この完成された世界でも類を見ない美しい日本語を捨ててまで英語を取りたくないよ。絶対、いまの教育間違っている。何もかも低きにあわすのではなく高き極みを求めるべきだ。100%に近い識字率を誇った国民はどこへ行ったんだろう。
コメント (2)
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