フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

モテマル

2014-04-18 07:43:44 | Weblog
イタドリを取りに行くとまだまだ山里のほうでは桜が楽しめたり八重桜が満開だったりする。それを眺めるのも眺めながら弁当を使うのも楽しみのひとつだ。

帰ってからマルちゃんを連れて散歩するのも暖かくなってくるとノンビリした気分でちょうどいい。うしろから「すみません」って声かけられて振り向くと高校1年生くらいの可愛い顔した女学生。「写真撮らしてもらっていいですか」だって。とっさのことに思考がストップ。そういえば若い頃こんなことあったっけと少なくなった髪の毛集めてどうにかポーズを決めて「いいですよ」というとその女の子がしゃがんだ。下からは照れるなぁとはにかむとパシャリ。「かわいい」だって。ン!と思ってスマホ覗くとマルちゃんが知らんぷりして映ってた。なんだマルちゃん撮りたかったのか。せっかくポーズしたのにオレの足さえ映ってないぞ。足くらい写せよな。とぶつぶつ。「ありがとうございました。かわいい」といって女学生は去っていった。マルちゃんは単に雑種の犬で誰にもなつかない恐がりの犬なんだけど散歩に行くとプードルやフレンチブルドッグなど可愛い系のイヌどもを蹴散らしてダントツ1位の「可愛い」をもらうんだ。ずっと前からね。老若男女とわずだから恐れ入ります。マルちゃんモテル。モテマルだ。どこがいいんでしょうねと思うのですがいつもいるオレとしては。おかげて女学生と話す機会も増えました。喜ばしいことなのでしょうね。あつめた髪の毛は風に吹かれて元に戻っている。ザンネン。
コメント
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