将棋の中学生棋士の藤井四段が五段に昇格したというニュースが新聞のトップを飾った今朝、小さな階段でつまづく情けなさ。年取ると足がイメージ通り上がらなくなってちょっとしたことで躓くのだ。出世の階段も栄光への階も登る必要のなくなった身にとっては躓く階段が自分の存在証明みたいに思えて立ち止まる。藤井五段の行く世界は栄光への道でもあるし修羅の道。東大に入るより難しいと言われるプロ棋士の世界で中学生というか15歳の若者が勝ち進んでいく姿に人間の熟成度の差すら感じる。他人事ながら若いうちに王将、名人となってまだまだ自分たちを驚かせてもらいたいものだ。「日本は世界に頭脳で行く」という未来が開けたら国の在り方として有望だと思うけど上がバカだから未だに中国の科挙を下敷きにしたような試験制度を実行してるようでは天才が育つ環境はおぼつかないな。とブツブツ。阪大に続いて京大でも試験問題にミス。ミスの問題を試験を作成した側の教師たちは解いたというから天才なのかバカなのかまさに紙一重の世界なのかな。そんな奴が官僚とか大学教授とかで権力の側にいてこの国を操っているんだから「どうしようもない」とはこのことか。やはり熟成度が人間は大事なんだね。
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