tarpin翁のスローライフ

福井県奥越地方、季節のたより、ガーディニングなど、
写真日記・・・そして・・・。

「山椒の実」も秋色・・・・。

2010年08月28日 | がーディニング・園芸
太さ8cm樹高3mの山椒の木が3本あります。

春の新芽は「木の芽」として、田楽や生魚の匂い消しなど、
結構その強いにおいは、活躍してくれます。
3本のうち1本のみ実をつけます。



この木
雌雄別株なのです、
雄株は「花山椒」、雌株は「実山椒」言って区別しています。
いま、その雌株がしっかり結実、濃クリーンの実が秋色です
この赤い皮をはぐと、中は黒い種子。







縄文時代遺跡の食器の中に木の実が残っていたと、
記事もあり、かなりの古くからあるものらしい。
「はじかみ」と呼ばれることもありますが、
「はじかみ」は「冥加の別名」でもあり混乱しそう。

この木8cmは、古木の仲間、永平寺門前には
「すりこ木棒」として売られているのが面白い。

鋭いトゲがあり、剪定には注意が必要、
雌株の下には落花した実生の幼木が幾本も芽吹き、
毎年雑草の1つのように
ひき抜くのも仕事になっています。

実のならない雄株



コメント
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