tarpin翁のスローライフ

福井県奥越地方、季節のたより、ガーディニングなど、
写真日記・・・そして・・・。

「一塊の雪」こんな「お軸」を飾ってみました。

2012年12月13日 | 季節の便り(北陸、福井)
今回寒波も何とか終息。
庭には50cmの積雪がありますが、
道路は雪の支障もなく、平常の年末の生活に戻っています。
我が家の前道路も市の除雪車が来てくれました。

今朝の道路には、「一塊の雪」そして寒い。
思いついて、こんな「お軸(八代旧藩主小笠原長守候直筆)」
を飾ってみました。
春が待ち遠しい思いのような歌(七言絶句)でピッたしの思いです。

この書、旧藩士であったご先祖が、殿様から
いただいた書。
独特の筆運びは、すぐ殿の書だとわかると言われています。
なかなかの迫力、大切にしているものの一つです。
「化堂」は、勝山旧藩主(八代)の号。

漢詩はなかなか解せず困っていたのですが、昨年
ようやく意味をお教えいただき、意味がわかり
いい内容でありご披露します。






 一堆新雪暁寒加 (一かたまりの新雪、暁に寒さ加う)
何料早逢春物嘉 (何料らん、春ものに早く逢うよろこび)
若無酬謝驚人句 (こんな喜びに価値が無ければ、人はおどきをつげるだろう)
奈此天魁数点花  (すべての場所に、あまたの雪のような花を点ぜん)
  峰恵さんにお礼として、早春に、絶句(四行詩)を添えんとす。

コメント (5)
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