25日は、「初天神」、この日は毎月行われている天神講の
今年初めての日でも有り、全国の「天満宮・天神様」など、
にぎわう日です。
ここ福井でも、この日は子供達の学問向上を願う日として、
色々な行事がおこなわれます。
どこの家でも「天神様の掛け軸」があり、
このお軸のまえに三宝に乗せた「焼きかれい」を供えるのです。
どこの家でも「天神様の掛け軸」があるのは、
男児が生まれると、この軸がお嫁さんの実家から届くのです。
そのため、当地の家にはかなり高価な作家物といわれる
天神様のお軸が多いのも特長です。
(家具屋さんで売られ、孫渡し品のひとつとも、作家物は50万円くらいしています)
天神様は、菅原道真公が祭られていますので、学問や習字などの習いごと
上達を願う神様としての信仰が有るのです)
我が家は「焼きかれい」を供えることはしませんが、
古くから有るこの「お軸」と「土人形の天神様」を祀っています。
土人形は、コレクションの一つで、「天神」は幾体もあります、
大きいのは広島県三次市の「三次人形」、
小さい方は古いもので京都伏見の「伏見人形」です。
現役時代に出張のおり産地で手入れたもの。