tarpin翁のスローライフ

福井県奥越地方、季節のたより、ガーディニングなど、
写真日記・・・そして・・・。

我が家の「おせち」事情。

2022年01月03日 | 季節の便り(北陸、福井)

「お正月を祝うおせち」は、全国地域ごと、各家庭ごとの種類があり

面白いですね、中心になるお雑煮でさえ、その種類等、

いずれも、それなりのいわれ・伝承のなかテーブルに並ぶものです。

また、大家族でない家庭事情により、伝承など無関係、

スーパーにこの時期売られているものを並べる家など

色々だと思います。

私が思うには、核家族前は嫁ぎ先の姑さんなど、その家の伝承・シキタリを

習っていたのですが、今、核家族化、

その家の主婦がどんな経験で正月を迎えたかにより

それぞれの家のお節になるのが実態だと思います。

 

さて、「我が家のおせち」は、古くからの食材が並ぶものでしたが、

ここへきて、老夫婦二人で迎える新年が多くなり、

通販による、メーカーの

「3重折詰め(35種類も入っている)」が主になっています。

これに、いくつかの伝承のものを別買いにして、

それぞれが並ぶということです。

嬉しいのは毎年続く、知人宅からの

正月差し入れ「アユの甘露煮・ゼンマイの甘煮・手製の昆布巻」が届きます。

昨春に採取した「乾燥ゼンマイ」を戻す、手間のかかったもの

 

また、今年は、別家から「鮭の慣れ寿司」

(米こうじ漬けの保存食)が届き、

正月中楽しませてくれました。

 

 

今日3日で、3重折の2つは無くなり、もう1折のみ残っています。

また、「お雑煮」は、そのつゆの種類も毎日変わり、今朝も続きました。

いずこのご家庭でも、おせち事情は変遷していくのでしょう。

 

結構伝承を続けているのは、コマーシャルベースでの商売の人々の考えにも

影響を受けていくだと思っています。

 

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