「野あざみ」は、赤紫や白の花を咲かせます。
庭には「落ち種」から数か所に開花、不要な場所には、
春先の芽を見つけたら引き抜くのがいい花です。
秋まで放置すると始末く、固い木のようになります。
「アザミ」は、日本に昔からある固有種。
キク科アザミ属の「多年草の植物」。
日本に生息しているものだけでも100種以上あると言われ、
その分類は専門家でも難しい植物らしい。
「野アザミ」と特徴は、花の付け根部分にある総苞が丸く、常に粘液を出して
ねばねばとしているところ。ほかのアザミにはない。
「野アザミ」は、俳界では「夏の季語」。
アザミは「とげを連想」、花名の由来も、「とげ」が関わっている。
最も一般的な由来は、「とげの痛さに驚き興ざめしてしまう」
という意味の古語「あざむ」が語源。
花言葉は、「独立」「報復」「触れないで」など。
なんとなく理解。