比較的こうしたことにマメな私でしたが、
お盆に孫一家が来たとき床の間は、
旅のバック置き場、
その後、今日まで座敷の掛け軸は外したまま。
ただ、玄関だけは「せめて季節感」と、
先の「三国の松林」から秋の花「菊」に変えました。
この絵は、作者、山口蓬春画伯のリトグラフ。
山口画伯は、明治26年北海道に生まれ、昭和46年亡、77歳の生涯。
帝展特選、帝国美術院賞を受賞するとともに宮内庁買い上げとなり
画壇への華々しいデビュー、晩年皇居新「宮殿の杉戸絵《楓》」
を完成させた。
戦後の若手の画家たちに「日本画」のひとつの
指針を示した人と評されている。
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