日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

桜竹

2007年02月26日 | 自然 季節


桜の幹から竹が伸びている。自然の勢い、不思議さ、面白さをこの1本、いや2本が見せてくれる。

錦帯橋から200メートルほど上流の道沿いにその桜竹が生えている。桜竹はブログ造語。
一昨年の台風で失った枝の跡だろうか、空洞になった部分から現れた竹は数メートル以上も伸び緑の葉を茂らせている。

この竹は、桜のそばの竹林から延びた根が筍となり、桜の幹を貫き空洞の箇所で青空を見たことになる。空洞の中に興味がわくが、急な斜面とその位置が高いこともあり中は伺えない。

観光ボランティアガイドの皆さんはこの桜竹をご存知で、観光に見えた皆さんへ紹介されているらしく、チョットした話のネタになっているそうだ。樹齢は分からないが外観からすると長寿の桜、1本の桜に過ぎなかったこれまでと違い注目されることをどんなに思っているだろう。
そう、先日は民放の全国放送で紹介された。その効果か、お昼まえアマチュアカメラマン3人がシャッターを切っていた。

錦帯橋の架かる錦川沿いの竹林は全国的にも有名と聞く。特に錦帯橋上流の竹林はその道沿いから見ても、対岸から見ても通年豊かな美しさが見られる。そんな竹林の片隅で見た小さな自然が微笑ましい。
同根のような桜竹、花が咲いたときのコントラストはどんなだろうか。
(写真は同根で育ったと思わせる桜竹)
コメント
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