
市内のある小学校のPTA文化部役員の方から「会員のパソコン講座を計画している、その講師を」と所属する団体へ要請があった。その打合せのため関係者で小高い位置にある小学校を訪問した。小学校を訪問するのは30数年ぶりになる。
打合せのあと、児童用のパソコンルームを見学させてもらった。1列にパソコン5台とプリンター1台の組み合わせが4列設置されていた。教卓には別のセットが置かれていた。小学校にパソコンルームがある、知識としては知っていたが、立派な教材に驚いた。
先生の話では、1年生から授業されているという。幸せなことだ。ただ、昨今のパソコン事情から、児童へ悪影響のない対策をとるなど苦労も大変とのことだった。
ソフトの関係もあり、教材用のパソコンは講習には使用できないことがわかった。
校舎を出るときが下校時間と同じだった。集団下校のためか、ランドセルの黄色いカバーがひときわ目についた。時代を思わせたのは、迎えの自家用車が列となって坂道を登る様子だった。多くはお母さん方だった。交通量の多い県道沿いの通学路、雨もあって迎えが多い、そう思った。