日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

補助機材

2007年07月11日 | パソコン講座


大粒の雨が降る中、ある障害者のサービス施設にあるパソコン設備を見学した。目的は、施設利用者のパソコン操作を支援する補助機材についてお話を伺うためだった。室内は、デスクトップ型パソコンが3台と、壁に大き目の文字で五十音一覧が貼られているが変わった様子はなかった。

説明にあわせて多種多様の機材がセットされた。その機材を手にし操作してみた。
障害の内容とその程度により様々な補助機材が備えてあろう、と予想しながら訪問した。説明を聞きその機材に触れてみて、予想の域をはるかに超えた内容だったことに驚き感心した。

補助機材は、利用者の状態状況をいく通りも組み合わせて利用できるように工夫され、時間を掛ければ健常者と同じ成果が得られるそうだ。以前、ここの施設利用者が絵本を発行されたとき、夢のある絵柄と色使いに感心したことを思い出した。

案内いただいた方は、教える苦労には触れることなく、利用者の側に立った機材の必要性とその充実を語られていた。社会と触れ合いたい、思いを表現したり発信したい、このような個々の望みをサポート出来る機材が広く世間に認識され、支援の輪になることを願った。

施設利用者をサポートされるスタッフ皆さんの健康で明るく、ハキハキとした応対、利用者の嬉しそうな顔、いい施設なんだなそんな思いで玄関を出た。雨は止んでいた。
(写真:補助機材の1例でキーボード)
コメント (2)
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