七と十のゴロあわせで今日は納豆の日。納豆の消費拡大を狙って、関西納豆工業協同組合により昭和56(1981)年に設定されたという。20数年前とは意外に新しいゴロ合わせの日だった。
納豆も歴史を繰返してきた。最近は工業化され発酵や熟成に新しい取り組みがされているそうだ。最近の納豆は粘りが強く、糸引き納豆と呼ぶ。納豆は好き嫌いが分かれる。その1つに「匂い」か「臭い」の違いがある。食し始めると「臭い」を感じなくなった、これは実感だ。
最近は、内外の食品共にその安全性を問うニュースが多い。根本の原因は生産や製造者のモラルの悪さ、これにつきる。続いて監督指導すべき部署の怠慢だろう。消費者は生産者や製造元、販売者を信頼して購入している。消費者はそれらを疑う知識がない。食品の提供者は信頼回復に努力して欲しい。
スーパーへはよく行く。最近はこれまで以上に産地表示を確認するようになった。また、加工品はその材料の原産地表示を確認する。驚くことに東アジアの国名の多さに驚く。手にした商品を元の棚へ返すことが多くなった。
4割自給といわれる農業、魚介類もその消費の4割が輸入といわれる日本の食糧事情、改善の方策の1つは過度な贅沢をしないことだ。
美味く、安く、安全に楽しめる日本の食文化が育って欲しい。
(写真:のどかな田園で育つ米は安心で美味しいだろう)