
「まぁ綺麗に手入れされていること」と年配の夫婦連れの奥さん。バラの名前が書かれた立札を指差しながらご主人へ何か説明されている。花見の途中に立寄られた花が好きな2人だろうと見ていた。
各ブロックを熱心に見て廻られる姿を見て、ここのお世話をしている人は「私の知人のSさんです」と話しかけたくなるほどだった。Sさんが居合わせたら何時間でも話が続くだろう、そんな思いがした。
そこは吉香公園の一角、錦帯橋から5分ほどのところ。そこにバラの植え付けがされている。土つくりから始めた作業はSさんを含め皆さんボランティア。同好の輪が拡がりお手伝いの方も増えているそうだ。
柔らかそうな花壇の土に植えられた200本近くの苗は暖かい春の日が気持ちよさそう。この苗は見事な大輪を咲かせる、Sさん宅の素晴らしいバラ園を知っているから断言できる。そのバラ園については別の話題でご紹介する。
ここのバラ、咲き始めたらご紹介します。しばらくお待ちください。
(写真:苗の植えられて花壇の1部)