
道沿いの花壇には沢山の花が今が盛りと咲いている。花の苗を求める人も多い。
我家の庭にひときわ目立つ黄色の花。昨年の11月、正月準備で植えた葉牡丹、春の陽気に誘われ一気に成長した。およそ半年も長居する長寿の花になる。白系より赤系の成長が良い。長寿といえばこのところ人の長寿は慶ばれないのか、と思えることが多い。
後期を長寿と呼びかえるなんて遊びのような話題がおきた。そんな後期を今朝の新聞川柳から拾った。
「春と来た後期高齢保険証」、「後期医療次に頂く死期証明」、「趣味の会後期高齢者が支え」の3首が目についた。
前期高齢の身、やがて後期の仲間入りにする。その時はどんな川柳が浮かぶだろうか。「川柳も詠めぬ後期の生活苦」にならないよう健康も資金も手立てを考えねばと、ミツバチの元気な羽音を聞きながら考えていた。
(写真:半年も居ついているお礼に咲いた葉牡丹)