
道筋におかれたプランター、今が盛りと咲くチューリップやビオラの植えられたものを店や自宅に運びこまれる映像が流れる。聖火が通る事への対策として。皆さんの怒りが伝わる。
衝撃的な映像が流れた。深夜の官庁街でスーツ姿の男、傘を振り回してチューリップの花を悲惨な姿にしていた。その男の姿かたちからは一応のなりをしているが、中味はいったい何なのだろう。
そのほかにも各地で花畑やプランターの花が無残な姿にされている。何れの花もボランティアで育ててこられたという。泣いて怒る気持ちはよくわかる。単なる出来心ではすまされない。
「見ぬが花という」は、何事も実際に見ないであれこれ想像しているうちの方が楽しいという。はなの苗、いや種から育てる時の気持ちはこれに似ていよう。
明日は全国注目の衆院補選。300選挙区の1つに過ぎず、ましてや保守王国のこの地の選挙に在京の報道機関から大挙の取材陣。ホテルは選挙景気とか。
明日の夜半には「見ぬが花」ではすまない現実が候補者にもそして有権者にも訪れる。
(写真:我家の小さな庭に咲いた花)