
いま各地でバラ祭りやバラ展が開かれている。豪華かなバラの色や形、香りを競いう様子がニュースとなり目を見張らせる。
バラは「花の女王」といわれ、贈りものには最高の花として使われる。こんなバラは、世界中で改良が重ねられ園芸種は数千種類を越えるという。そんな影響か、バラは初夏の季語だが四季を通して見かける花に変わった。
市内にお住まいのSさん宅の庭は全体がバラ園になっている。この時期、門柱を覆い隠すバラのお出迎えをうけてたくさんの方がバラを愛でに見えるという。園内の通路はバラに押され申し分けなさそうに狭くなっている。
Sさんは、土つくりから消毒、剪定に添え木と全ての作業を自家製でこなされている。またバラについて造詣が深く、語られる口調からはバラへの熱意が伝わる。新種への挑戦もされているとか。
バラの花言葉は清純な愛。こんな言葉は1度も使ったことはない。ましてやこれから使うこともない。が、言われてみればそんな感じの花に見える。デジカメに映るバラを見ながらそんなことを思った。
(写真:S邸の豪華な入口)