ある施設の庭、2週間ほど前、実のようでもあり大きな蕾のような玉が何か知りたくて聞いたら「これは芍薬の珠」と教えられた。
その珠が競いあうように咲いた。一見牡丹のようにも見えるが、それより少し地味な感じがするものの、見事な咲きっぷりといえるだろう。
10本あまりの芍薬からは、珠から花びらがのぞき、やがて美しい姿に変わる様子が観察でき、理科の授業を思い出させる。
「立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花」といわれる美女はいかような容姿なのだろう、咲き誇る花を見ながら考えたが浮かばず仕舞いに終わった。
珠から花への様子ご覧ください。
<http://ww7.enjoy.ne.jp/~kiyokatu/ 素人の写真ご参照>。
(写真:緑の屏風を背に咲く芍薬)