日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

借金時計

2008年05月28日 | 生活・ニュース


TVではチョット苦しそうな声で出演される経済評論家・財部誠一氏のHPに「借金時計」というページがある。画面を表示しているあいだ「日本の借金額」とそれの「家庭負担額」が刻々と増えている。

これは、08年3月31日現在の国と地方をあわせた772兆円の長期債務残高(08年度予算案)を基にプログラムされている。08年度1年間で6兆円増となる長期債務、1秒間で190,259円増となることを基に時計が動く。

原油価格の高騰とガソリン価格の値上げ・食料品と日常生活用品の相次ぐ値上げ・高齢者医療の問題など身につまることが多い。これらの問題について議論はされるが早急で効果ある巧妙な解決策は出ていない。

また、道路財源の使いみちは2頭立てのようで一般財源化の道はまだ厳しい状況が残っている。道路族議員と呼ばれるとこには大きな権益がついて回るのだろうか。道路だけが政治信条かと思う発言も時に出ている。

高齢化率の高いある地区。バスも容易に離合できる広い道に、年代を感じさせるバス停の標識が立っている。幾つも時刻表を剥がした痕の残るその標識に真っ白だが小さなな時刻表が1枚貼られている。

新しい時刻表はこれまでの時刻表の中で最も小さなサイズだろう。それにはスクールバス用の時刻表、休校日は運休の注記がされている。ここにも置いていかれる過疎の姿が見える。

道路・道作りも必要、そこに「本当に必要な」という言葉をつけて考えて欲しい。人あっての国、道路を作る前に道があるところには「バス」を走らせて欲しい。通院を便利にして欲しい。後期高齢者を大切にして欲しい。欲しいばかりが並ぶが、欲しいばかりを言わせない政治家が欲しい。と、また欲しいがついた。

(写真:小さな時刻表に過疎が伺える)
コメント (2)
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