今朝は、出会う人みんなが「お湿りがよかった」「もう少し降って欲しかった」「今朝は花に水をやらなくてよかった」「風が気持ちいい」などと昨夜の降雨を喜んだ。それほど待ち望んでいた雨だった。
降水量は、というほどの雨量ではないが、久しぶりの雨らしい雨音に「久しぶり」と声をかけてみた。その音も一時とは持たなかったが、何かに苛立つ気持ちを抑えるような恵みにはなった。
錦川上流のダムでは工業用水の節水も始まったという。異常な夏が終わり息つくまもなく今度は渇水対策、最近は自然が人へ厳しい挑戦を仕掛けていっるようだ。人の知恵がどこまで自然に通用するのだろうか。
雨が上がると空は綺麗に晴れ渡る。今夜は虫たちもより秋を感じながら混声合唱に励むだろう。そろそろ涼しくなって欲しい。
(写真:雨上がりの公園)