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家庭系ゴミの回収はいつから始まったのだろう。今ほど充実はしていないが40数年間には始まっていた、と記憶する。初めのころは燃えるゴミをポリ容器に直接入れ、その容器を決められた場所へ置いていた。
現在は市で決められたゴミカレンダーに従い分別した種類ごとに持ち出せる曜日が決まっている。何れも有料の所定のポリ袋に入れることになっている。収集車は暑い日も寒い日も、嵐の日もまわってくる。仕事とはいえありがたいと思っている。
時に、持ち出しのルールを破る者がいる。近隣の人ではないと思いたい。車の窓から大きな袋をポイして急いで立ち去る軽自動車。他市のゴミ袋、残飯の入ったままのポリ容器もある。紙もポリもごっちゃにした袋もある。
収集車が立ち去った後にゴミ袋が残っていないと、ほっとするのは私だけではなかろう。ルール破りの袋には注意書きが張り付けられ、再提出を促しているが、出した当人が持ち帰ることはない。何度か収集されない袋を分別したことがある。非常識極まりない袋の中身にあきれる。
収集されない袋を分別される人がほかにもおられる。持ち出すところを綺麗にしておけば無分別が出しにくくなる。ゴミは分別して出す、この当たり前のことがなぜ出来ないのか不思議に思うことがよくある。
(写真:小学校生の通学路沿いの集積所は気持ちがいい、プラスティックの日)