日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

球春

2012年03月20日 | 地域


第84回選抜高校野球大会は21日から始まる。この大会はセンバツで通用するが、通称「春の大会」「春の高校野球」「春の甲子園」など春を告げる大会でもある。新チームでの初めての全国大会、派手でなくてもいい真摯な試合を望む。

山口県からは第5日第3試合で奈良県の智辯学園と対戦する早鞆高校。智辯学園は優勝争いの一翼に挙げられている。早鞆高校は下関市にある。演歌歌手の山本譲二さんは1967年第49回選抜で甲子園を踏んでいる先輩、それ以来の出場という。頑張って欲しい。

彼岸の中日、久しぶりの日ざしを待っていたかのように子どもらが大声を出しながら野球の試合をしている。冬の間の休日も掛け声を出してトレーニングしていたあのチームだろうか。白のユニホームが駆けまわる。投げて、打って、走って、捕ってのどの動作にも声がかかる。「ストライク」、球審の大きな声が子どもらを鼓舞しているようにも思える。

目の前で展開されている試合から、やがて甲子園へそしてプロへ、最後にはメジャーへと進む選手が出るかも。そんなことを思っていると左中間のど真ん中に打球が飛び、抜けた。必死に追う中堅と左翼の2人。その背中へ「何してるか、ぼやぼやするな」と一喝する声。その意味は分からないが、こうして強くなっていくのだろう。打った選手は3塁にスライディング、両手を上げた。

(写真:試合風景で中央は右翼手、右端は投手)
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