カワヅザクラ(河津桜)は「日本にあるサクラの一種である。オオシマザクラとカンヒザクラの自然交雑種であると推定されている」と説明されている。吉野桜よりひと足早く咲く事で知られ、愛好者も多いという。
ここ数年、その場所を教えられ見に出かけている。今年もメジロと河津桜を撮ろうと誘われたが都合がつかず残念した。メジロと花の1枚が送られてきたのはそれから間もなくだった。
その河津桜、噂が絶えないのが周防大島町の小積という所。大島大橋を渡って左折。片添ヶ浜海水浴場から1.5キロほど進むと右手にピンクの幟がその場所を教えてくれる。使わなくなったミカン畑に静岡県河津町から取り寄せた苗を植えられた、と紹介されている。その数150本とか。畑けの転用駐車場がある。
緑の葉ものぞき始めていたが、ピンクの花の色は鮮やかでつぼみもいくつか目にした。樹高が低く手にとって観賞できる。宴たけなわのグループも幾組かあった。この付近の海沿いは吉野千本桜として知られているが、花は見かけなかった。来年はもう少し早く見に行こう。