今夜から明日いっぱい雨の予報。雨量も多く強風注意報も出ている。「突風に注意、小さいお子さんは傘よりレインコートがいいです」と予報士。最近の気象予報では気象だけでなく、その予報にまつわる服装から履物、食事から花粉症対策まで何でも教えてくれる。いま面白いと聞いているのは、映像を駆使した桜のつぼみの状態と開花までの日数。これは花見の目安に使える。
明日は雨が降るから花粉の飛散は少ない、とホッとしたような予報士の顔。それもそうだろう、幾たびも花粉症の大変さを口にされているから。その症状のない自分には分かりずらい苦しさ、知人の話によると屋根が黄色くなるというから、悩む人には雨の日は救われるのかもしれない。
ひと雨ごとに暖かさがまし春本番になる。今夜からの雨は桜の開花に勢いをつけるかもしれない。同好会の花見は2週間先、錦帯橋はちょうど見ごろになっているだろう。
このところの暖かさで、ようやく元気づいたのか庭の花に勢いが出てきた。しばらくは賑やかしてくれそうだ。そんななかで、1度も小鳥がやってこなかったから千両の実が残っている。昨年までは少し残してと声を出したいくらい餌にしていたのに。メジロなどどこへいったのだろう。
昨日、本州で唯一のナベ鶴の越冬地八代からシベリアへ向けて飛び立った。300羽以上も飛来したしていたがこの冬は6羽、保護した1羽とともに西の空へ消えたという。北帰行、春はそこまで来ている。