日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

立春の朝

2013年02月04日 | 生活・ニュース
                     

 旧暦では一年の始まりは立春と考えられていた。これを基準に様々な決まりや節目となる日が決められた。節分は立春の前日、立春が正月なので、その前日は大晦日、一年間の厄払いのために豆まきをした。

 まだ寒さの厳しいころだが、今日は立春、この声が聞こえ始めると梅の開花の様子がが届く。訪問したブログの幾つかにも、ここ2日ほどの暖かさが幸いしたのだろう梅便りが載っている。外はあいにくの雨模様、気温よりも肌寒い感じのする春の初日となった。 

 「節分のまじない」の四辻、今朝は昨年より1個増えて2個、効果ありと思われた人が増えた。あいにくの雨に一晩さらされたが、その役目を果たした大豆にご苦労さんと声を掛ける。多くの人が科学的証明可能なこと以外は信じないという世になっても、願掛け、それも神仏でなく四辻に託すことの意味、素朴で深甚なものを感じる。

 春の字が使えるのはこれから4月くらいまで。草木が目に見えて生育する。今日は雨に霞む錦帯橋の向こう岸には桜のトンネルが見られる。5月に入ると夏を感じる日もあり、それを追っかけるように梅雨がやってくる。ポリ缶の灯油残量を気にしなくていい日が待ち遠しい。
コメント (2)
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